アスペルガー社会人のBlog

成果は部下のもの、責任は自分のもの

前の上司の言葉を2つ思い出した。


1つ目の言葉は責任の所在について。
「絶対に部下の責任にしちゃだめだよ。
部下が悪いのではなく、あなたの指示が悪いのだから。
上司は責任を取るためにいるもの、だと自分は思っている。」
というものだ。

前の上司は本当にその言葉を有言実行してくださった。
自分が、失敗の原因は部下にあると考えてしまった時には、
「その考え方は間違っている。あなたが理解しないで指示したのが悪い。」
と指摘してくださった。
そして、自分が失敗してしまった時には、
内部では相当怒られたが、お客様の前ではチームを代表して謝ってくださった。
お客様の前で謝っている前の上司を見ていて、
自分は「リーダーすみません!」と内心恐縮していた。


2つ目の言葉は成果のありかについて。
プロジェクトの最後にお客様から労いの言葉があったのだが、
それに対する前の上司の返答が、
「9割はとうふの頑張りです。」だった。
※自分に部下がいたのは実質1ヵ月で、残りの期間は前の上司と2人チームだった。

自分は、プロジェクトが成果をあげられたのは
前の上司のプロジェクトマネジメントのお陰だと思っていた。
なので、成果を自分のものとしないその言葉に非常に驚いた。
思わず、「リーダーが指示してくださらなかったら自分は何も動けませんでした」
とお客様に言ってしまったほどだ。


「成果は部下のもの、責任は自分のもの」
という考えで行動している上司に巡りあえ、
その行動と考え方を吸収出来たことに自分は大変感謝している。
そして、前の上司の下でもう一度勉強したいと強く願っている自分が、
ここにいる。
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by abcde354 | 2009-03-25 23:35 | ひとり言 | Trackback | Comments(6)
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Commented by いるか at 2009-03-28 00:35 x
 こんばんは ASの自覚をこのごろ忘れてしまって 家族関係がギクシャク。
自覚しなおす為と スキルを覚えるために、またお邪魔しました
 
 とうふfさんの上司の方はすごいですね、それと、とうふさんの謙虚さや
いろいろと吸収しようとする意欲もすばらしいです。どうしたら、そういうことを持続
できるのでしょうか?やるべきことが増えると、それをこなすことばかりで頭がいっぱいになってASの自覚も周囲の気遣いも 出来ません。 予定や段取りが決まってないと
冷静でいられなくなり、いきあたりばったり的でマイペースな家族とは、ぶつかってばかり
です。以前とふさんが「パニックを隠す知恵を強い信念をもって学ばなければいけない」
と言われていました。難しいです、強い信念を持ち続ける コツはありますか?

Commented by cheri_poko at 2009-03-28 20:25
とうふさん、こんばんは。ぽこです。

>「成果は部下のもの、責任は自分のもの」
という考えで行動している上司に巡りあえ、
その行動と考え方を吸収出来たことに自分は大変感謝している。

とうふさんと前の上司の方との関係、理想的だなあ~と思って
ずっと、読ませていただいています。

読んでいて、とても気持ちがいいですし、とうふさんの真摯な
態度を見習わなければ・・・という気持ちになります。

これからもお話して下さいね。

私もとうふさんが、再び前の上司の方とお仕事が出来る事を
願っています。
Commented by ピゴナン at 2009-03-28 22:12 x
とうふさん、こんにちわ。ピゴナンと申します。

思春期の息子がいて アスペルガーの診断を受けています。
彼も将来とうふさんのように社会で働いてくれたら、と切に願いながら
いつも拝読しています。

とうふさんの上司の方は 本当に管理職の鑑だと思いますし、
とうふさんの謙虚さや常に感謝を忘れないお人柄もまた 部下の鑑だと思います。

部下を虐める上司や 自分の事は棚に上げて上司の悪口ばかり言う部下、
そんな話を見聞きする事が多い今の世の中で、
このエピソードには 本当に救われる思いがしました。
ASの人は 嘘がつけない分 ピュアなのでしょうね。

とうふさんにアリガトウが言いたくて、はじめてコメントしてみました。


Commented by abcde354 at 2009-04-05 23:07
いるかさん、コメント有難うございます。
常に新しい世界と接し続けることが、アスペルガーの自覚を保つ秘訣の一つだと思っています。自分の場合、日常会う方々は自分の特性を理解し、地雷を踏まぬよう無意識に気をつかっています。なので、日常のみですとアスペルガーを意識することは少ないです。しかし、新しいことに挑戦したり、新しい人とお会いしてみたりすると、アスペルガー特性が否応なしに出てきます。そこでアスペルガーを再認識しています。
またブログを書くこともアスペルガーの自覚をもち、信念をもついい契機になっている気がします。ブログのネタを探すためにはアスペルガーの自分という自覚を持たねばなりません。
ご参考になれば幸いです。
Commented by abcde354 at 2009-04-05 23:52
ぽこさん、コメント有難うございます。
前の上司と仕事をご一緒できたことは自分にとって本当に素晴らしい出来事でした。
これからも、前の上司のことは思い出したら綴っていきたいと思っております。
そして、ブログを見てくださっている一人でも多くの方が、
前の上司の考え方を吸収してくださったら嬉しいなと思っています。

Commented by abcde354 at 2009-04-05 23:58
ピゴナンさん、コメント有難うございます。
この記事が少しでもお役に立てたのであれば大変嬉しいです。
部下の個性が上司本人の個性と相当に異なるものであっても、部下の個性を認めてご指導くださった前の上司には本当に感謝しています。前の上司のような上司が一人でも増えること、そしてピゴナンさんの息子さんが前の上司のような方に出会えることを願っております。
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成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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