アスペルガー社会人のBlog

アスペルガーの安心感の一要因は的確な状況把握

同僚Aが「仕事がない」とぼやいていた。
同僚Bが忙しそうにしていたので「Aさんに手伝ってもらったら?」と提案した所、
同僚Bは「リーダー(=今の上司)に相談する」と言って相談しに行った。
そうした所、リーダーは一言、「今、空いている人いないでしょ?」
同僚Bは何も言えなくなってしまった。

このような出来事があって思い出したことがあった。
前のプロジェクトで終電帰りをしていた時期、
自分は仕事が終わらなくて自宅に持ち帰ったことがあった。
勿論、誰にも分からぬように持ち帰ったつもりだった。
しかし持ち帰った翌日、前の上司からこんなことを言われた。
「家で提案を作ってきたのだよね?」

自分は大変驚いた。と同時に
ここまで的確に状況を把握してくださっているのならば、
前の上司は自分が危ない方向に行きそうになった時でも
適時に方向転換してくれると思ったものだった。


前のプロジェクトで自分は大変安心感をもって仕事できたが、
安心感の要因の一つはリーダーの的確な状況把握だったのだと気づいた。
アスペルガーの上司・同僚の皆様には、
是非的確な状況把握をお願いしたい。
的確な状況把握に基づくアスペルガーな部下の安心感は
アスペルガーの能力を生かす道につながるだろう。
[PR]
by abcde354 | 2010-03-11 23:24 | 社会適応 | Trackback | Comments(14)
トラックバックURL : http://welladjust.exblog.jp/tb/12976455
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by マルマル at 2010-03-12 07:45 x
ここ一連のテーマは、職場で「上司」という立場の人には非常に有意義な内容だと思います。まさに上司育ての内容と申しますか。

で・・ふと疑問を感じまして。
とうふさんをここまで感嘆させた「前の上司」さんは、もしかしてお身内にASの方がいらっしゃるとか、以前にとうふさんに似たタイプの部下がいらっしゃったとか、そういう経験値を持っている方なのでしょうか?
多くの場合、チームにASの人が居るとリーダーの方は、指示の与え方や言葉一つにも解りやすいように意識しなくては、ほかの人との足並みに混乱や誤解が生じるものだと思うんですよ。

その仕事の内容にもより、1人作業を任すということであればASの人は卓越した遂行能力を発揮されることもあります。しかし、チーム全体の和まで統一された「前の上司」さんは、とうふさんへの理解が前々から心の中にあったとしか思えないほどのリーダーシップとお見受けするのですが。

前の上司さんとのプロジェクトは、その部署に居たからそのまま任務につかれたのですか?それともそのチームに選ばれて参加されたのですか?
おかまいなかったら教えてください。
Commented by さるすべり at 2010-03-12 14:01 x
タイトルとはずれた話をしてしまうかもしれません。

私はPDDですが、カウンセラーに「状況判断が苦手だよね」とか、「見通しがつかないと混乱するんでしょう」などと指摘されます。

前回の「2つ先の仕事まで割り当てておく」を読んでいても思ったのですが、先の見通しのつけられない私たちにとって、大まかでもいいので今後の見通しをつけてくれる人がいること、見通しがついた状況は安心できますよね。仕事の緩急のつけ方も先がどうなっているかわかるかどうかで違ってくると思いますし、ストレス度合いも違ってくると思います。

(続きます)
Commented by さるすべり at 2010-03-12 14:01 x
(続きです)

いろいろな人の話を聞く限り、部下に対する接し方のセンスのある上司とふつうの上司がいるように思います。とうふさんの前の上司のような方は、部下の得意不得意を上手に生かすセンスのある上司だったのではないかと思います。そういう上司の下では、アスペルガーでも能力を発揮できるんだと思います。それは、運であったり、めぐり合わせであったりするので、どうしようもないですね。

とうふさんが前の上司とのやり取りをノートに記録していらっしゃったようなことをブログで読んだ記憶があります。あやふやなので間違っていたら失礼します。その頃のノートをまた読み返してみて、今のとうふさんに応用できることを考えてみてはいかがでしょうか。今の状況でも何か生かせるヒントがあるのではないかと思います。

長文失礼しました。的外れでしたらごめんなさい。
Commented by さるすべり at 2010-03-12 14:07 x
読み直して思ったのですが、上記の書き方だと、とうふさんの今の努力を評価していないかのようにも読み取れそうだったので、付け加えますが、とうふさんの努力は評価しています。

何か行き詰ったら、うまくいったときはどうだったか、思い出してみるのもいいかもしれないと思ってコメントしました。
Commented by abcde354 at 2010-03-14 21:30
マルマルさん、前の上司の職歴は全く知りません。前の上司とは部署が違いますので、仕事ご一緒するまでは名前も存じ上げていませんでした。アスペルガーが多いといわれている業界なので、以前にもしかしたらアスペルガー傾向のある人間と仕事したことがあるのかもしれません。
Commented by abcde354 at 2010-03-14 21:36
さるすべりさん、コメント有難うございます。最近ノートを見返すことを忘れていました。見直してみようと思います。どうも有難うございます。
Commented by TAKMIN at 2010-03-14 23:14 x
初めまして、こんばんは☆

自分は、就職活動へ前進している「発達障害」を持つ者です。
とうふさんは、上司の方に大変めぐまれましたね^^
自分も、そんな働き先に行ければいいと思います。

とうふさんのブログ、とても参考になります。
自分のブログに、リンクさせていただければ嬉しいです。
Commented by abcde354 at 2010-03-14 23:45
TAKMINさん、http://welladjust.exblog.jp/12960208/こちらで回答した通りです。よろしくお願いします。
Commented by ラン at 2010-04-04 15:17 x
アスペルガーにとって安心できる職場とは、『馬鹿にする人がいない環境』だと思います。
目の不自由な人にキリスト教の普及活動をしている知り合いも、(本人は気がついていませんが)人が傷つくことでも思いつきでズバズバ言ってしまいます。彼女は今まで宗教関係、国際協力関係の職場でしか働いたことがありません。
宗教とか、ボランティア団体とか、善良なことをしなければならないのが建前上ある職場というのは、アスペルガーに向いていると思います。

Commented by ちむ at 2010-04-05 20:19 x
>アスペルガーにとって安心できる職場とは、『馬鹿にする人がいない環境』だと思います。



>宗教とか、ボランティア団体とか、善良なことをしなければならないのが建前上ある職場というのは、アスペルガーに向いていると思います。



>目の不自由な人にキリスト教の普及活動をしている知り合いも、(本人は気がついていませんが)人が傷つくことでも思いつきでズバズバ言ってしまいます。彼女は今まで宗教関係、国際協力関係の職場でしか働いたことがありません。

のつながりがよくわからないのですが。。。。。
Commented by ラン at 2010-04-06 14:46 x
ちむ様

>目の不自由な人にキリスト教の普及活動をしている知り合いも、(本人は気がついていませんが)人が傷つくことでも思いつきでズバズバ言ってしまいます。彼女は今まで宗教関係、国際協力関係の職場でしか働いたことがありません。

つまり俗世間的な環境から遠ざかった世界では、少し変わった人であってもそれなりに生きていけるということが言いたかったのです。この彼女は人が立ち上がれなくなるまで徹底的に責めてくる人でした。わざわざ大勢の前で一人を吊るし上げる。
また、皆で食事の時は、(他人を待たせようが、場がしらけようが)手を合わせたお祈りをしていました。
ただ、自身が病気を患いつらい闘病生活をしたことで、他人に対する思いやりもうまれたようで、最近では少しだけ優しくなりましたが。
Commented by ちむ at 2010-04-06 20:32 x
なるほど。わかりました。
「人が傷つくことでも~~ズバズバ」の人が「馬鹿にする人」のことだと思ったので、いないと言っているのに、いる~~~?
と混乱してました。

解説ありがとうございます。
Commented by ラン at 2010-04-07 13:26 x
ちむ様

>「人が傷つくことでも~~ズバズバ」の人が「馬鹿にする人」のことだと思ったので、いないと言っているのに、いる~~~?
と混乱してました。

そういうことでしたか。
すみません。私もよくよく自分の書いた文章を見直してみたら、矛盾だらけであることに気付きました。
そうですね。攻撃的な要素を持つアスペルガーだったら、内向的なアスペルガーを苛める立場にもなりうるでしょう。この彼女の場合かなり攻撃的な人だったため、言葉による虐めを繰り返していました。「イエス様に導かれて途上国で暮らしていました」なんて、普通の人が聞いたら「へ?」と思うようなことでも堂々と言っていました。こんな人であっても宗教関係の場では除外されないわけです。
内向的なアスペルガーの場合は、やはり集団に属さずに自営、あるいはそれに似たような環境以外、生きる道は無いのかもしれません。
Commented by abcde354 at 2010-04-25 23:23
ランさん、唐突なコメントに驚きましたが、参考になりました。「馬鹿にする人がいない職場」というのは、定型もアスペルガーも同じだと思いますが、安心感をもって働ける一要素になると思います。

ちむさん、解決したようでよかったです。
<< アスペルガーのチームでの使い方... 2つ先の仕事まで割り当てておく... >>


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
タグ
以前の記事
記事ランキング
Blogランキングに参加しています。1日1クイック、応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ



このページはリンクフリーですが、リンクする際には一言コメント頂けると有難いです。また、相互リンクはしない方針ですので、ご理解お願い致します。

「アスペルガー」「通りすがり」「ななし」といった一般名詞をハンドルネームにするのは差し控えてください。

twitter

AX
最新のコメント
検索