アスペルガー社会人のBlog

アスペルガーにとって勤務しやすい職場

「苦手を克服するのではなく、得意を伸ばす」へ頂いたコメントから
アスペルガーが働く職場についての話が盛り上がっているので、
アスペルガー当事者の立場から一言申し上げられたらと思います。

アスペルガー当事者の皆様は
アスペルガーに理解のない職場には行かない方が良いです。
理解のない職場で頑張ろうとしても、
適応障害や鬱といった二次障害を起こして、
あるいは仕事で問題を起こして、
仕事「し続ける」ことが出来なくなるだけだからです。

自分自身のことで恐縮ですが、
ナチュラルサポートが大変上手であった前の上司の職場と
ナチュラルサポートが全くない今の職場とでは
仕事のパフォーマンスが全く違います。
今は、前の上司の時の6割の仕事をこなせたら
「良し」としなければいけません。
今の状態は会社にとっても自分にとっても不幸といえるでしょう。

そういう意味で、
アスペルガーのサポートを出来ない上司の方が
アスペルガーを面接で落とそうとするのは
お互いの不幸を避けるために悪い選択ではないと考えます。

ただ、アスペルガーをどうやって面接で見分けるか、ですが
これは専門医でもなかなか難しいと聞きます。
専門医でもない方がアスペルガーを見分ける簡単な方法は
「数ヶ月一緒に仕事してみる」ことではないでしょうか。


正直な所、今の自分は
アスペルガーのサポート能力を持った上司の下に早く異動したいです。
アスペルガーな自分でも、
自分自身の持つ能力を最大限に発揮して評価されたい、
という気持ちは普通の方と同じだからです。

アスペルガーは能力の凹凸が非常に激しいです。
そのため、サポートなしで生きていくのは大変厳しいものがあります。
しかし、逆にサポートさえ頂ければ、
アスペルガー故の高い能力を十分に発揮出来ることも
前の上司のお陰で知ることが出来ました。

アスペルガー当事者の皆様には、
是非アスペルガーをサポート頂ける職場を探して頂きたいと思います。
と同時に、自分の能力を日々高め、
サポート受けられる職場に行けたときに
サポート頂いた分以上の成果を周囲の方に還元出来るよう
準備しておかなければいけないと思います。
[PR]
by abcde354 | 2011-06-25 21:03 | 社会適応 | Trackback | Comments(30)
トラックバックURL : http://welladjust.exblog.jp/tb/15829941
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by sino at 2011-06-25 22:35 x
アスペルガーが働く職場についての記事、まさに私が感じていることそのままでした。特に、
→専門医でもない方がアスペルガーを見分ける簡単な方法は「数ヶ月一緒に仕事してみる」ことではないでしょうか。
→アスペルガーな自分でも、自分自身の持つ能力を最大限に発揮して評価されたい、という気持ちは普通の方と同じだからです。
→自分の能力を日々高め、→サポートを受けられる職場に行けたときにサポート頂いた分以上の成果を周囲の方に還元出来るよう準備しておかなければいけない
という部分には共感します。私も数年前鬱で休職して以来、ASを自覚し、理解とサポートを受けて働けています。記事の最後の部分で、自分の存在が迷惑かけているのでは、という「負い目」のような気持がふっきれました。ありがとうございました。


Commented by こしゅこまま at 2011-06-26 01:24 x
今回の記事、連想を広範囲に発展させることで、深い考察をなさっておられますね。故に、『サポート頂いた分以上の成果を周囲の方に還元出来るよう準備しておかなければ』との結論は、AS当事者の皆さんだけでなく、きっと多数派の皆さんからも共感していただける事と思います。
AS当事者の皆さんが、周囲の多数派の方達から快く(少なくとも反感を持たれることなく)サポートしていただくためには、まず共感してもらうことが必須です。つまり、自身の苦手を客観視して多数派でも理解できるよう解説した上で、援助を依頼すると同時に成果の還元を約束する(義務の履行と権利の行使のバランスが取れている)ことが重要だと考えます。これはAS当事者にとって非常に難易度が高いのですが、相手に「この人は一方的に庇護を求めているだけなのでは」という印象を与えてしまったら、「苦手分野の力不足を、その分野を得意とする人と良好な人間関係を築くことで克服する」こともできなくなってしまうのです。
Commented by こしゅこまま at 2011-06-26 01:25 x
とうふさんの現在の上司が、前の上司と比べてナチュラルサポートのセンスをお持ちでないことは、事実なのでしょう。しかし同時に、彼の共感を得るための努力は果たして十二分に尽くしたのか(今回の記事を書く際に行ったような、広範囲の連想・深い考察を以って働きかけてきたか)、もう一度、振り返って見て下さい。「私は『サポート能力を持った上司の』庇護を一方的に求めているわけではない、今の上司に対しても共感を得られるよう努力を尽くした」と客観的に結論できるのであれば、とうふさんから『サポートが全くない職場』『ASのサポートが全く出来ない上司』と見切りを付けられても、致し方ないのでしょう。そして今度は、『サポート能力を持った上司の下に早く異動』できるように周囲の方達からの共感を得るべく、連想を広範囲に発展させ、深い考察をしていく事が必要なのでしょう。
Commented by ちむ at 2011-06-26 01:27 x
「数ヶ月一緒に仕事をしてみる」ことで一目瞭然になるのは理解しています。
でも、就職協定や労組などの事情でそれができない(数ヶ月一緒にやってみて「駄目だったからサヨナラ」とはできない)会社なのです。

「短時間で」のところがクリティカルです。
下のマルマルさんのコメント、大変参考になります。
Commented by ちむ at 2011-06-26 01:34 x
こしゅこままさんのおっしゃる「サポートを得るための人間関係の構築」がまさに「破滅をさけるためのスキル」です。
これができるのであれば、下で書いた私の部門でも問題ないです。

このスキルがあるかどうかを、短時間の面接で見分けたいのです。
補足ですが、破滅を起こすまで本人はこのスキルを持たないことの自覚がありませんでした。これも話を難しくした主因でした。
Commented by こしゅこまま at 2011-06-26 11:48 x
連投、恐縮です>皆様。
てつさんが6/12に記事へコメントして下さったことの繰り返しになりますが、
このブログは『良好な人間関係を築くこと』が苦手だと充分自覚しつつ、それでも懸命に社会適応していこうと努力を続けている皆さんが集う場です。対して、ちむさんの部署で『破滅』を起こした元部下の方は、『人間関係の構築スキルを持たないことの自覚が無かった』とのことなので、ちむさんが経験なさった事案について『共感してもらうこと』がそもそも難しい場なのです。
にもかかわらず、ブログ主であるとうふさんは、AS当事者にとっては困難を伴う努力、すなわち『連想を広範囲に発展させることで、深い考察を』なさった上で、『専門医でもない方がASを見分ける簡単な方法は「数ヶ月一緒に仕事してみる」ことでは』という一つの結論を提示しておられます。この結論は、ASについての適正な背景知識をお持ちであれば、多数派に皆さんにとっても共感できる内容だと思います。
Commented by こしゅこまま at 2011-06-26 11:53 x
(続きです)
つまり、実は「場違い」なブログで『空気が読めない』質問をしたのに、ブログ主さんから誠意ある回答をいただいたのですから、ここはお礼を申し上げた上で「他を当たってみます」と返答するのが、より生産的かつ共感を得られる反応だったのではないでしょうか?
それから、ちむさんの元部下の方は、『良好な人間関係を築くこと』が苦手だとは自覚しておられなかった上、プロジェクト・マネジメントが要求される求人に応募したのですから、むしろ精神発達医学的には「定型」と診断される範疇にあったのではないか、とも推察されます(AS当事者の成人であれば、マネジメントが必要な求人はむしろお避けになるはずなので)。だとすれば『ASの資質を持った方かどうかを判断する』事にこだわるより、やはりプロマネの能力を正しく評価できる面接方法を工夫なさるほうが、効果的な人事を行えると考えます。今回の『破滅』の前過程で生じた状況について(機密保持上、支障がある部分は適宜変更した上で)、「こういう状況で、あなたはどう対処しますか?」と質問し、「この反応は疑問だなぁ」と思われるような回答をした候補者は、採用なさらなければ良いだけのことと拝察いたします。
Commented by ちむ at 2011-06-27 02:29 x
ううん、かなり混乱してますが

・私ととうふさんは「人間関係構築が苦手なら、それが必須な職場は避けるべし」で同意見
・こしゅままさんは「苦手でも人間関係を構築すべし」で逆の意見

ということで、逆を述べているのはこしゅままさんのように見えます。

また、本人に自覚がないからこそ、そういう職場でも志望者として来てしまう(しまった)わけで、だから定型というのは意味不明です。

さらに、マルマルさんにも、とうふさんにも、有益な見解をいただけて「生産的だった」とおもってます。

なんなんでしょう。
Commented by マルマル at 2011-06-27 23:20 x
AS者と定型者との間に「架ける橋があるか」という問題は最重要だと思います。
私は「ASの人は、相手や周囲からの理解や適切な対応を、受け身で待っている」という印象を持っています。「この環境や人々は自分にはマッチングしていない」と理解できても「少しでも自ら働きかけて理解や助けを求めよう」という積極的な言動に至らず、自分の中で考えたり、感じたりしているだけの方も多いと思います。
定型の多くは「言ってくれたら理解にも努めるし歩み寄れるのに、何の情報も無ければ、こちらは何を求められているか、どのように話しかけたら良いのかすら解らない」と考えます。

定型者が先に察する努力をすべきか、AS者がまず自己説明の努力をすべきか。
この点のバランスについて、こしゅままさんはとてもフェアな感覚をお持ちだと思っています。
さらに、こしゅままさんは定型としての感覚と、母親として少数派への愛情を同抱していらっしゃると思います。
こしゅままさんのアドバイスやご意見は、いつも率直で愛情を感じます。











Commented by マルマル at 2011-06-27 23:27 x
職場というのは、ある種、マッタナシの現場で、自覚や診断の無い当事者さんも居れば、ASについて無知な定型も多く居て、そのまま合流し、お互いが持っている概念や常識や前提の違いに気がつかないまま、通じていない会話のズレにも気がつかないまま、時間のスピードに乗って「あれっ?」と気がつくタイミングは、大きなトラブルが生じた時・・これでは職場にとっても両者にとっても、物理的にも心身にもダメージが残される事態でしかありません。

今回、ちむさんと私は乱暴なキャッチボールをしたのでしょう。
デリカシーやマナー論で言えば、反感を買うコメントです。
しかし、とうふさんはとても冷静に受け取って答えて下さいました。
で・・・私は気がつきました。
ちむさんの悩みは、とうふさんの悩みと同化することを。
Commented by マルマル at 2011-06-27 23:28 x
就職後の無理解やいじめの末に二次的障害で苦しんだりするASの人を減らす努力や工夫も大切だということを。
その工夫や判断は、やはり組織や雇い主の方がすべきで、排除的な行為は防止策にもなるのではないでしょうか。
排除にも防止にも、それなりに関心や知識が必要です。
関心や知識が広まれば、擁護や活かせる場作りにも発展するでしょう。
今回のちむさんのコメントはシャープでASの方には冷酷に感じられたかもしれませんが、ちむさんがASの方をただ表面的に判断して嫌悪して接している方ならば、当事者の人が管理しているブログに飛び込んで来ないと思います。
そしてちむさんのコメントは、ASの方の就職のプラスの要素もあると思います。

Commented by ジョンキル at 2011-06-29 07:03 x
マルマルさんの「ASの人は、相手や周囲からの理解や適切な対応を、受け身で待っている」というご印象は正しいと思います。なぜなら、ASが「自ら働きかけて理解や助けを求めよう」という言動をとると、積極奇異になってしまいがちだからです。前者は、本人が困っている状態で済みますが、後者は周りも巻き込んで職場を破壊するという状況に陥る可能性があります。
努力をした結果、「話せば話すほど溝が深まるばかり。やってられない。」と突き放された経験を、少なくとも私は持っています。受け身は、社会人として、表面的にせよ適応するための対症療法的スキルです。
ですから、ナチュラルサポート(=ASの自己説明を受け入れてくれる)のできる定型の方には、ASは自ら働きかけることができ、その結果、適切な援助を周囲から得て、能力を最大限に発揮できます。
こしゅこまま様は、心を痛められておられますが、私は、とうふさんの「ASのサポートを出来ない上司の方がASを面接で落とそうとするのは悪い選択ではない」という言葉を素直に受け止めようと思います。自覚している欠点ならば、指摘されても「その通り」と受け入れ、あまり傷つかないのもASの特徴の一つだと思います。
Commented by BO at 2011-06-29 08:23 x
おはようございます。
面接をした人が就職後も上司になることって多いんでしょうか?
その辺良くわからないですけど、小さい会社だったら有るのかもしれないですね。
大きい会社だったら、働いているうちに人事異動により上司は変わっていくものですよね。
「どの上司の下でも同じように能力を最大限発揮」というのは理想ではあるけれど
ASじゃなくたって難しい。程度の差はあれども。
Commented by BO at 2011-06-29 08:32 x
あと、とうふさんすごく真面目な方なのだと思うのですが
今回の文章のそこかしこに
「べき思考」「白黒思考」が見て取れます。
それが適応障害やうつの原因の一端となる場合が
ASでなくとも少なくないです。

6割!6割も!!それでいいじゃない。そんなもんかもよ。

恩恵を受けたものが「恩を返したい」と思うのは自然だけど
「恩恵=恩返し」「恩恵<恩返し」じゃなくなっていいし
手をかけた方は、恩を感じてもらっていること自体が恩返しになっていたり
その人が生き生きと働いていさえすれば「これでいいのだ」と思えたりする。
あ、これは個人差があって、「俺がこれだけやったんだからお前も返して来いよ」という
考え方の人もいる。
その辺の感じ方はバラバラ。
Commented by ちむ at 2011-06-29 16:45 x
マルマルさん、ありがとうございます。
私も、とうふさんブログだからこそと質問した次第です。

それを、とうふさんと反対意見の人に「出て行け」と言われてもねえ、、、と感じていたところでした。まあ、言いたいことは言ったらいいのですが。

「得意なことを伸ばし、それを適切にアピールする」「苦手なことは避けるべく、それを適切にアピールする」「適切なアピール自体が苦手であれば、採用する側が適切に判断する」で皆が幸せになれれば、文字通り皆が幸せですね。
Commented by ちむ at 2011-06-29 16:56 x
BOさん、上司が誰かというよりも、職種/役割定義でなすべきことが決まっているのです(そういう勤務条件でそういう給料をもらっている)。企画や調整を上司や同僚にサポートしてもらっていたら、「働いてない」のと同じです(部下に分担させるならありですが、もっとできないでしょう)。
「なにもわざわざ、よりによってそんな職場に来なくたって、、、」と思われると思います。
Commented by ICE at 2011-06-29 23:26 x
アスペルガーを見分ける簡単な方法があったら、アスペルガーの方は就職できないです。
どんな職種であれ、今の日本にサポートが必要と分かっている人を雇うような余裕のある会社は少ないでしょうし、雇用主は人間関係のトラブルの可能性は避けたいところでしょうし。

わからずに雇って・・・「こういう人たちがいるんだ。どうすればいいのか。」

そこから理解が生まれたり、サポートが出来る人が育ったりということがスタートするのだと思います。
もちろん逆にいじめや排除が生まれる場合の方が多いでしょうけど、最初から接触を避ければ何も始まりません。

ちむさんの職場では就労は無理なのでしょうけど、それでもここでは「アスペルガーの方は自分の適性を良く考えて、関係者の方は自覚を促していただくように」ということでよいのではないですか?
ここで当事者の意見など出るわけがないです。
あまりにもしつこいと、アスペではない私でも不快に感じます。
Commented by こしゅこまま at 2011-06-30 00:00 x
連投恐縮です>皆さま。
私の文章は正確を期そうとして、つい回りくどくなり、却って本意が伝わりにくくなってしまう欠点があるので(と言いながら、既に長い一文になってますが(^^;;)、今日は意識して手短に。
とうふさんをはじめとする、AS当事者の皆さん。
マルマルさんのように、AS当事者をサポートしようと努力なさっている皆さん。
置かれている状況は各々異なると思いますが、
①『ASのサポート能力を持った上司』がいらっしゃる『ASにとって勤務しやすい職場』を増やしたいですか?
それとも
②『ASのサポートを出来ない上司』が『ASを面接で落とそうとする』『アスペルガーに理解のない職場』を増やしたいですか?
ミクロな視点では『アスペルガーのサポートを出来ない上司の方が、アスペルガーを面接で落とそうとするのは、お互いの不幸を避けるために悪い選択ではない』ように思えるかもしれません。
しかし、とうふさんのブログ記事と、そこに集う皆さんのコメントを拝読しながら、私が常に考え続けていることは、もちろん①の願いを実現するために、AS当事者自身(と近しい立場にある者)はどう行動していくのが一番良いのかということです。
Commented by BO at 2011-06-30 19:19 x
ここは開かれた場所なんですよね?
どんな意見があってもいいのに
何が正しいのかというところの結論を出したいがために
誰も幸福にならないエネルギーを注入している人がいる。

「議論に負けても その人の意見は変わらない」

アスペもいろいろ。定型の人間が現実問題として出来る限りのサポートをしたとして
「アスペルガー故の高い能力を十分に発揮」出来るという人が全てじゃない。
サポートを得てまー横並びかな、くらいの人も多いのでは。
抱えきれない会社もある現実を認められない人もいるだろうけど。
Commented by ジョンキル at 2011-06-30 21:22 x
ASはASに「なる」のではなく、ASとして生まれるのと同じように、ASをナチュラルサポートできる能力も、生まれ持ってものなのではないでしょうか。例えば同じ職場に10人の人がいて、そのようなナチュラルサポート能力の方がたまたま一人いらしたら、そこではストレスなく仕事ができますし、さらに運よくその方が上司なら、最高のパフォーマンスを引きだしてもらえるでしょう。
もし一人も職場にいらっしゃらなかったら、自分のパフォーマンスを最大にするべく周りの方に理解を求める努力をするよりも、極力摩擦を避けながら、そこでできることをこなしつつ、自分を高める努力をする。さらに時には、どうにも相性が悪くていつもぶつかってしまう方(もしかしてその人もAS的?)がいることもあるでしょうが、そんな時は鬱にならないよう自分を遠ざけることも必要かもしれません。逆の言い方をすれば、ASとぶつかることがわかっておられる方がASを避けてくれるなら、不幸を減らせて好都合かと思います。
Commented by ICE at 2011-06-30 23:14 x
サポートできるからといって採用する義務はないということを忘れていませんか?
とうふさんには申し訳ないですが、とうふさんの以前の上司さんがサポート上手だからといって、アスペルガーを部下に欲しがっているとは限りません。大変だからアスペルガーは絶対ごめんだと思っている可能性もありますよね。
その仮定の場合で採用に置き換えると、アスペルガーと簡単に見分けられたら前の上司さんにとうふさんは採用されません。そうなると、とうふさんは前の上司さんと仕事ができる幸運も無くなるということです。そして前の上司さんはアスペルガーの可能性を考えないまま終わるかもしれません。
わたしも採用の仕事に関わったことがありますが、かかえきれる(?)会社だからって、アスペルガーとわかっててわざわざかかえてくれる良心的な会社はまず無いと思います。にもかかわらず、あたかもあるように考えて幸福論が出てくるのが不思議です。(私が悲観主義なだけ?)
あらゆる企業がリスクを避けてアスペを見分けるようになれば「10人の人がいてナチュラルサポート能力の方がたまたま一人いらしたら」という可能性にも出会えなくなるということなんですが。
Commented by ジョンキル at 2011-07-01 02:29 x
とうふさんが「アスペルガーな自分の就職活動のこと」で書かれているように、ASの就職は厳しいですが、ある企業にとって、その応募者間で比較したとき、ASによるマイナス面とその他のプラス面の合計が他の応募者よりも上回れば、そこになら入れる可能性は高くなるのではないでしょうか。会社に適応できず鬱病になる人の多くはAS以外の人であるように、ASでなければ誰でも企業でうまくやっていけるわけではありませんし、何より、業務処理能力が高くて人柄も優れている人は限られているけれど多くの会社から引っ張りだこですから、全ての求人がそのような人だけで充足はされないでしょう。そういう意味で、あらゆる企業がASを見分けることが仮にできるようになったとしても(皆様書かれていらっしゃるように、現実には短時間で見分ける方法はありませんが)、同様の業務処理能力の定型の人より低待遇ならばどこかに職場を提供してくれる企業はあると思います。直前の投稿は、とにかく就職できたのは有難いことなので、状況に応じてできる範囲で対応することを心掛けて長年社会人をやってきた私の実感を書いたものです。
Commented by マルマル at 2011-07-01 11:00 x
運命論を持って来ちゃうといけないかもしれませんが、
皆様のコメントを拝読し、定型者とas者の出会いは、出逢った場所、関係性、タイミングの妙で全く違う結果になるものに感じました。

今回「ナチュラルサポート」という言葉を知りましたが、私が本能的にASの友人の言動に抑えられない関心を持ち、その言動にいちいちアンテナが立ち,独学を重ねたのは「今、思うとASだったかもしれない姑」との悩み尽きない20年間の生活体験と、姑が急病したため残された姑の言動の「謎」がずっと心に残っていたからです。
ASの友人の言動や表情が姑と重なり、引き込まれるように見つめてしまいました。結果・・・5年の歳月を経て、本人と周囲からは「サポートの人」「通訳の人」と認識されています。
職場のASの社員さんの言動が多少なりとも理解できるのでストレスにならず、ペアを組まされています。
もし、私がもっと昔にASの知識があったら、姑とも、もう少し冷静で優しく接してあげられたか・・と思ったりします。苦しかった嫁姑の関係が、今のナチュラルサポート的なことにつながったのなら、それは私の運命なのかなぁと感じます。
Commented by マルマル at 2011-07-01 11:13 x
ASの友人が関わる病院(精神科・心療内科以外の)でも、福祉課でも、保健所でも、警察でも、弁護士さんも、施設関係者でも、ご近所の方でも、民生委員さんも、とにかく皆一応に「アスペルガー」を実感としては知りませんでした。「聞いた事はある」「テレビで見たことはある」くらいです。

ASも定型と同じくらい個々人のタイプが違うので、その人に馴染むしか理解の仕様がありません。

そういう意味で、ASも定型も、どんな相手と、いつ、どこで遭遇し、どんな関わり方になるのか・・で、職場でもプライベートでも人生の内容が変ってくるのですね。
私は(ほかの定型さんも同じだと思うのですが)、このとうふさんのような、前向きで工夫や頑張りを続けていらっしゃるASの皆様に、励みや慰めや学びをいただき、時として楽しく、時として敬意や感動を感じながら、現実の目の前のASの人との接遇の仕方を前向きにとらえたり、職場における関係性を考えたりしていける。

なにより、両者がガチンコで対等感を持って意見交換できる。
このことだけでも、ありがたいと思います。
Commented by ICE at 2011-07-02 16:32 x
ジョンキルさま
アスペルガーの方自身が、「低待遇でよし」とするならこの幸福論もアリだと納得できます。私とは視点が違ったようです。失礼しました。

Commented by スコブル子 at 2011-07-05 12:29 x
私的な意見で失礼します。
ASはごめんと言って避けてても、その時は良いです。でも、結局は、自分達に多大な被害になりませんか?
負担はデカいかもしれない、でも、却って近道なんですけど。
それをごめんと言って避けるのは、将来に渡ってズルズル行って、お互いに悪影響だって思うんです。
如何でしょうか?
Commented by rei at 2011-07-07 14:36 x
スコブル子さんの書き込みは、自己と他者が見事に混合していて大変興味深いです。
Commented by とーます at 2013-04-07 22:06 x
すいません、コメントの流れとは別件なのですが、、

中途採用の面接で、「今まで精神的な事はありましたか、言っても大丈夫なんですよ」と優しく言われました。
実はアスペルガーの診断確定で、医療機関に予約を入れてあります。

正直に言うか迷っていますが、会社で午後休を取って医者に行く事になる事もあり、言うか言わないか判断のポイントがあればアドバイスを頂ければと思います。
Commented by abcde354 at 2013-04-07 22:20
自分でしたら絶対に言わないです、言ったら落ちるだけです。
午後休取るのは、別に銀行行くでも役所行くでもなんでも理由はつけられるはずです。

ただ、そういう事を聞く会社にはそもそも入らない方がいいかもしれませんね、精神に問題抱えた人は事前に落としたいという意思の表れだと思いますので。

Commented by マルマル at 2013-04-08 21:09 x
とーます様

素朴な疑問ですが、その質問は過去の面接の日の面接の時間内で、されたのですよね?
質問されたとき、すぐに答えなくても良かったのですか?
<< アスペルガーと定型はサポートの... コーヒー断ちをしたら、週末も動... >>


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
タグ
以前の記事
記事ランキング
Blogランキングに参加しています。1日1クイック、応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ



このページはリンクフリーですが、リンクする際には一言コメント頂けると有難いです。また、相互リンクはしない方針ですので、ご理解お願い致します。

「アスペルガー」「通りすがり」「ななし」といった一般名詞をハンドルネームにするのは差し控えてください。

twitter

AX
最新のコメント
検索