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"若手の教育"は社会人にとって必須要件なのか

最近、「若手を教育しろ」といわれることが多くなった。
「周りを育てろ」という表現が使われることもある。

しかし、自分自身は自分のポジションを奪われたくないという思いが強い。
何故ならば、自分の次のポジションが全く見えないからだ。

だから、最近J1で500試合を達成した伊東輝悦の発言に大変共感がもてた。

”伊東のスタイルは、若手選手に対し、聞かれない限り自分から何かを教えないことだ。

「良くないのかもしれないけど、あんまり言いたくない。
あえてそうしているというか。まだ勝負したいと思ってるんで。
それに、自分自身のパフォーマンスを維持することをまずは考えているから。
自分が走れて、しっかりプレーしているところを見せられなきゃ、説得力がないでしょ?」"

<引用元>
鉄人に訊け 伊東輝悦さん、長く続ける秘訣は何ですか?

自分は単なるわがままなのだろうか。
Commented by E2 at 2011-09-12 00:22 x
会社の期待値からすれば「わがまま」と概念できるかと思います。
(定型の中にもポジションを取られたくないから育てない、という行動もする人も一定数いようかと思いますが)

その上で、後輩を育てるメリットを考えますと、
1)育てる(=教える)過程で、自分自身が技術を再認識できる
2)部下を育てる人、という評価が得られる

の2点であろうと思います。

2)は、組織の中のポジションにかかわってきます。
「あいつと一緒に仕事をさせると若手が伸びる」という評価は、つまり「教育係」に認定される(=居場所が確保できる)ということだと思います。(ASには不向きですが、定型であれば)将来的な管理職への昇進のきっかけにもなるはずです。

勿論そもそも自分の技術を磨かないといけないので、余裕があればでいいとは思いますが、教育自体を忌避する必要はないのではないでしょうか。
Commented by struggle33 at 2011-09-12 02:41 x
職務分掌規程とか年間業務計画とかで"若手の教育"は、『とうふさんのミッション』として設定されているのでしょうか?

ミッション外の上司の「きまぐれ」指示には、「やってますよ~」と"笑顔"を返すだけで無問題…。

ミッション内なら、「わがまま」ではなく「怠慢」になるかと…。→「教育計画」を作成して、その進捗管理まで必要と思います。
Commented by S.H. at 2011-09-12 19:48 x
育成を初めとする管理系の仕事は、アスペルガーには難しい物です。
また、部下がアスペルガーの場合、新しい仕事は苦痛になるものです。
しかし、育成しとかないと、いつまでもアスペルガーに苦手な
煩雑な雑用を、自ら毎回ミスのリスクをとりながら仕事をする事になりこれも苦痛です。

この問題を全部解決するのが「マニュアル化」「チェックシート化」です。
育成として、「マニュアルを作って部下のA君に仕事を引きつぎ、わからん事は自分で動けるようにした」ということにしておいて、
実際には「誰でも出来るマニュアル」を作っておき、B君やC君にも使えるようにするのです。
チェックシートを作り、クロスレビューなんてやれば、あっというまに管理風の仕事になります。もちろん、自分がその仕事をするときも、そのシートを使えばミスを防げますのでお得です。
Commented by junseok at 2011-09-13 06:18 x
こんにちは。
必需かは分かりませんが、後世に引き継いでいくのも人類の役割であると思います。もし現在若手育成が業務に入っていないのなら、断るのもきちんとした返事でしょうし、業務に入っているのであれば、部下に対し先もって「自分には貴方を教育する確信がない。出来る事はするが、貴方も自ら成長する事で私を助けて欲しい」と伝えておくのがよいと思います。業務に入っていながら放置して恨みを買うと、もしその部下が出世した場合それも「ポジションを奪われてしまう要因」になると思います。
Commented by マルマル at 2011-09-13 11:28 x
私は、ASの人の職場においての岐路は、育成を任される30代後半〜40代で大きく違ってくるように見えます。

組織には必ず新人が入って来るし、自分は歳をとって自然必然に部下や後輩ができてしまいます。
スポーツのスター選手もいずれはコーチや監督になるように、組織人にもそれが課されます。

そのとき、周囲に自分が正しく理解されていないと、今まで通りの業務レベルを維持していても突然「役立たず」と評価を受けてしまうことがあります。
それは、自分の業務レベルを落とさず部下の育成も同時進行することが要求される「時期」になったからです。
その時期に、会社を辞めてしまったり、辞めさせられてしまったりするASの人は実際、多いと思います。

ですから、できることなら、とうふさんの特性について信頼できる上司に相談して、今後、とうふさんが周囲に誤解されず適正な評価のもと、長く仕事が続けられるポジションや待遇を確保することが必要かと思います。







Commented by ジョンキル at 2011-09-16 21:51 x
若手の教育は社会人にとって「必須」ではないと思います。
生涯現役で第一線のプレーヤーとして働く生き方もありだと思います。
プレーヤーとして生きるのならば、自分の独自の技術を守ることはよい戦略だと思います。

とうふさんの会社の賃金体系を存じ上げませんが、もし旧来の日本の年功序列制であるならば、生涯プレーヤーの道を選んでも年をとれば得意な仕事だけをしながらそれなりの高い給料をとっていられる(いわゆる窓際族;死語ですが)ので、そのやりかたを貫かれればよろしいかと思います。
しかし欧米企業では、生涯プレーヤーとは、即ち、生涯若手と同様の給料で、若手同様のスピードで新技術へ対応し続けるということを意味します。それができなければ解雇です。
昨今は、日本企業でも、そのような役割は非正規社員のものとされて置き換える流れが止まりません。

大半の人にとっては、給料も高く若手と直接競争しなくてもよい、管理職や教育職の方が楽です。敢えて生涯現役プレーヤーを貫くならば、それなりの能力と自己管理と覚悟とあきらめが必要だと思います。
Commented by アスペルガー経理職 at 2011-09-23 15:42 x
まずとうふさんが会社から直接「若手を育てろ」、「若手を育てないと
管理職に昇格させないぞ」と言われているのか、を明らかにしてください。
もし、そういう指示を受けていて、教育をしたくないのならば、
また皆さんからアドバイスがあると思います。

自分は、とうふさんには「若手を育てろ」という明示的な指示はないと
考え、その前提で話を進めます。
ASに関係なく、会社では自分の手の内は全面的には見せないのが
世間の常識と思います。
そんなことをしたら自分のポジションを取られて、下手したら解雇されるからです。
だから、とうふさんの考えはわがままでも何でもありません。正しいです。

もし、「若手を教えないでいるとマイナスに思われるかな」という
心配をお持ちなら、簡単なことだけを教えて外見上「教えてるふり」をして
、後は自分の仕事に集中していれば大丈夫と思いますよ。

健常者だって、そんなに他人の教育なんかしてないでしょ?
あなたもする必要ないと思いますよ。
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by abcde354 | 2011-09-12 00:16 | 社会適応 | Comments(7)

成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。


by abcde354