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有意義な飲み会とはどういうものだろう

木曜日に、前の上司、下請さん、やら数人で飲み会をすることになった。
他のメンバーは皆自分より相当年上で、大変尊敬している方々だ。
自分はそういう中に居られるだけで幸せなのだが、
他のメンバーにとってどうしたら有意義な飲み会に出来るだろう、
とここ数日考えてしまっている。

今回の飲み会は偶発的なものだ。
下請さんに至急の用事があって自分が業後に電話をした所、
下請さんは飲み会の最中だった。
下請さんと一緒に飲んでいた方も自分は知っていて、
それで今後一緒に飲みましょうという話になったのだ。

前の上司は下請さんと別で飲み会の話をしていたらしく、
今回巻き込んでしまったというだけのことだ。

下請さんにも気を遣わせたくないし、
久々会う前の上司にも有意義な時間を過ごして頂きたいし、
一番下な自分はどう動けばいいのか考えてしまっている。
Commented by at 2014-01-22 11:59 x
 「一緒に酒を飲む」ことについて考えてみます。
 アスペルガーの方には理解しにくいことだと思いますが(とうふさんはすでに承知と思いますが)、定型は、相手の言葉だけですべてを判断しているわけではありません。というより、相手のしぐさ、声の感じなど言葉以外の様子で相手の本音を知ります。
 そのスキルは、子どもの頃からの対人経験の積み重ねなので、一言で伝えることは難しいし、一朝一夕にできることでもありません。

 そうした前提で、「酒を飲む」ことを考えてみると、酒を飲むと脳内で通常時と異なる反応が起き(何が起きるかは諸説あるようです。脳がマヒする、ドーパミンが増えるetc)本音が出やすくなります(これは私の経験上の話)
 定型でも、相手の本音を探りながらの会話は疲れます。できれば「腹を割って話したい」酒を飲むとバリアが低くなり、本音で話しやすくなる(これも私の経験上)
Commented by at 2014-01-22 11:59 x
(続き)
 そして、こうした酒飲みを1回限りではなく何度も繰り返すことによって、相手を信用したり、逆にあいつは信用できないからつきあわない(やむを得ずつきあうけど、表面的なつきあいにする)、といった人間関係を構築するときの判断基準になります。

 それは、仕事を進める上でも役に立ちます。相手を信用していいのかどうか、あらかじめわかっていれば、余計な導入部分なしに本題に入れます。お互い楽なのです。
Commented by at 2014-01-22 11:59 x
(続き)
 ということで、結論です。
 酒飲みで参加メンバーに有意義な時間を過ごして欲しいと考えることはいいことですが、それはメンバーがそれぞれ何を期待しているかによって変わってくるので、あまり気を遣う必要はないと思います。
 それよりも、とうふさんが「一番下」なのであれば、末席に座って、注文を店員につないだり、帰りのタクシーを手配したり「幹事」の役割をするだけで十分だと思います。
 ただ、アスペルガーの方が幹事をやるのもかなり大変だろうなと思いますが。

追伸
 いろいろ面倒なことを書きましたが、基本、「酒飲みは楽しく」なので、自分のペースで楽しく過ごせばいいと思います。メンバーも自分のペースで楽しく過ごすと思います。
Commented by アスペっ子の父 at 2014-01-28 12:14 x
薫さんのお書きになっているのは、伝統的な、昔ながらの飲み会という気がします。
私も20年前に職場に入った当初、そういった気遣いができなくて、よく怒られました。
でも、時代は変わってきていると思います。とうふさんの職場がどのような状況なの
かわかりませんが、バブル崩壊と日本社会の変化を受けて、飲み会で下の者が気
を使え!といった感じって、最近亡くなってきているような気がします。まさに、薫さ
んが追伸で書いておられるような、「酒飲みは楽しく」という感じになってきてると思
います。
下の人が気を利かせて注文をしたり、帰りのタクシーを呼んだりではなく、上も下も、
下請けも発注元も関係なく、気付いた人が適当にやるような飲み会こそ、楽しく有
意義な飲み会だと思います。
ただ、とうふさんの職場が、いわゆる昔ながらの雰囲気が濃厚だと、注文を取り次ぐ
とか、タクシーを全員分呼ぶとか、ビール瓶があいてきたら追加で注文するとか、色
々求められちゃいそうで、かなり気を使うことになると思います。かなり疲れるかもし
れませんが、パターン的に、こうすると思って気を付けてやっていけば、何とかなる
のではないでしょうか?
Commented by abcde354 at 2014-02-01 21:52
薫さま、アスペっ子の父さま、アドバイス有難うございました。
結局幹事的なことは全て場所取りした下請さんがやってくださってしまい、大変反省の多い飲み会になりました。場所取りした下請さんは翌日「年下だからといって気を遣わなくて大丈夫です、自由に飲みましょう、暴れなければ大丈夫です」と言ってくださったのですが、自分自身の至らなさに大変凹みます。
Commented by at 2014-02-03 14:32 x
 とうふさんの書き込みでいろいろ考えさせられました。
 定型は、飲み会でどう振る舞うかを、ほぼ無意識に決めているので、いざ説明しようとすると、とても難しいことに気づきました。
 飲み会って完全なプライベートなものから、仕事の延長(ほぼ仕事とイコール)のものまで幅が広いので、どう対応するかはまさにケースバイケース。メンバーの人間関係とか、どんな状況でどんな理由で開かれるのかがわからないと、どう振る舞うかの説明が難しい。
 で、翌日、幹事の方が「自由に飲みましょう、暴れなければ大丈夫です」と言っているので、そこから想像すると、たぶん飲み会はうまくいったと判断して大丈夫だと思います。
 理由は、「暴れなければ」という冗談交じりで言ってくれたから。本当に問題があったら皮肉交じりで言ってくると思います。
 へこまなくても大丈夫ですよ。
Commented by アスペっ子の父 at 2014-02-04 20:49 x
とうふさん、状況がよくわからないですが、私も薫さんと同じく、凹む必要はないと思
います。
とうふさんの会社が下請けで、かつ発注元に気を使わなければならない状況の中
で一番年下だったら、上司から「なぜお客様に気を使わないのだ?」と非難もされる
でしょうけど、今回の飲み会は営業的なものではなく、親睦が中心だったように思い
ますし、それに下請けさんが色々やってくださったようですし・・・。
何もなくて下請けさんが、「年下だからって気を遣わなくて大丈夫です。・・・・」と言う
ことはないと思います。とうふさんから、「色々やっていただいて、申し訳ございませ
ん。私が気が付かなくて・・・」といったご発言をされたからこそ、下請けさんから「・・気
を遣わなくて大丈夫です。・・・」といった発言があったと推測します。飲み会で色々
気が付かなくたって、申し訳ない+感謝の気持ちを表せているのですから、それだ
けでも十分フォローになっていると思います。
世の中、発注元というだけで下請けさんに横柄な態度を取る人も多い中、とうふさん
のご発言は、下請けさんもきっと嬉しかったことと思います。
Commented by ROMからも一言 at 2014-02-04 21:52 x
いろんなモードの飲み会を経験した定型多数派から見ても、薫さんのコメントは上手に”一般化”出来ていたと感じます。ただ、プロトコルが確定していない状況こそ、アスペ当事者さんの最も苦手とする所なので、たとえ客観的には概ね楽しい時間を過ごせていたとしても、具体的に何かをしたという”成果”的なものが無いと不安を感じてしまう>至らなかったと凹んでしまうのでは…と拝察します。

でも、飲み会なんて時間のムダ・何故やるのか意味が分からない、と否定的にしか考えられなかったブログ主さんが、有意義な飲み会にしたいと積極的なお気持ちを抱くようになられた事は、誠に感慨深いですねぇ……飲み会についてpositiveに捉えることが出来ただけでも(そして、下請けさんの仰った調子からして他のメンツも充分楽しんだご様子ですし)十二分に有意義だったのではないかと、私は思います。
Commented by abcde354 at 2014-02-08 00:02
コメント有難うございます。何も出来なかったと思い凹んでおりましたが、前の上司も帰宅の道すがら「楽しかったね」と言ってましたのでそこまで失敗な飲み会でもなかったのかもしれないと思いました。
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by abcde354 | 2014-01-21 22:59 | ひとり言 | Comments(9)

成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。


by abcde354