アスペルガー社会人のBlog

他人の気持ちが分からない

休日出社してメールを開封したところ、
非常に細かいお客様から非常に細かい指摘がまた来ていたので
いい加減にしろと思った。
そこで下記趣旨のメールを書いた。

「この細かい作業レベルでの工数は取っていない。
今のままでは工数オーバーで納期遅延になる。
本当に必要な作業か十分に吟味した上で作業を依頼してほしい。」

ただ、喧嘩メールを上司に相談せず送るのもどうかと思ったので
上司に文面草案を記載したメールを送りお伺いを立てた所、電話を頂いた。

上司曰く、
・休日出社アピールをするのは良い。
・ただ、この文面では相手は不愉快な気持ちになり、嫌がらせをしてくるかもしれない。
・細かい作業を今回はしてあげることで、休日出社アピールをしてはどうか。
・自分がお客様と直接話してみようと思う。話が通じるかどうか見極める。

やはり自分は他人の気持ちが分からないのだなぁと思った。
無理な時に「無理です」と言ってはいけないらしい。


ただ、正面突破をしてはいけない時にどうすれば良いのか?が相変わらず分からない。
細かい作業をやり続けて納期遅延や赤字になるのは避けなければならないから
手を打たなければならないことは間違えがないが、さてどうしたら良いのだろうか。


ちなみに、このお客様は正しい事を言っているだけに非常に扱いが難しい。
単に今までのお客様と求めるレベルが違いすぎて、
相手の求めるレベルに見合う金額を見積もり時に請求出来ていないだけ、だからだ。
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by abcde354 | 2014-10-11 23:48 | 社会適応 | Trackback | Comments(10)
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Commented by マルマル at 2014-10-12 07:48 x
交渉技術の場面ですね。

休日出社を武器に使うのなら、相手の人情に働きかける表現も必要だと思います。
「いい加減にしろ」という相手が、切り捨てて良い相手でなかったら・・・、メールの応酬はことを悪化させるので、対話の必要性が出てきます。

相手の提示した内容の緩和を図るときに、ほとほと困っている風情や、相手が共感してくれそうな話題を探るなど・・・会話進行中にさまざまなアンテナをはりめぐらし交渉するのが定型の感覚だと思います。
出来ない範疇は、出来る人に任せる・・これもマネジメントの一つだと思いますが。
Commented by ROMから一言1 at 2014-10-12 12:00 x
休日出勤お疲れ様です。忙しい時こそ他の方に仕事を分担して貰うよう心掛けると、消耗を予防できます。『上司に文面草案を記載したメールを送りお伺いを立てた』のは、非常に良いご対応でしたね。

『他人(=お客様)の気持ち(=不愉快な気持ちになり、嫌がらせをしてくるかもしれない)が分からな』かった原因は、ブログ主さんご自身の『不愉快な気持ち』すなわち『いい加減にしろと思った』際に感受した、negativeな「感覚情報」の取り扱い方が「定型基準」から外れていたため…と拝察。

“大人”の定型多数派は、negativeな「感覚情報」を感受しても、negativeなまま行動化しません(相手が『お客様』なら尚の事)。そんな事をしたら相手のnegativeな「感覚」を喚起し事態がますます紛糾する、と成育過程で習得済みだからです。他者との遣り取りで、negativeな「感覚情報」を増幅してはいけない時は、自分が感受したnegativeな「感覚情報」をpositiveに変換して行動化する事が基本。コツは「相手の立場になって考える」ことです。
Commented by ROMから一言2 at 2014-10-12 12:02 x
記事を書いた時点では、ブログ主さんにもちゃんと出来てます。『お客様は正しい事を言っている』とお気付きだし、問題の本質は『今までのお客様と求めるレベルが違いすぎて、見合う金額を見積もり時に請求出来ていないだけ』と分析できてる。それをメールに書けば良かったのでは?

私だったら、最初に『非常に細かい指摘』をなさったお客様の慧眼、『今までのお客様と求めるレベルが違いすぎ』る件を称讃します。その上で、想定外に『求めるレベル』が高かったゆえ『工数オーバーで納期遅延』『休日出社アピール』結果として必要になる経費増額の再見積などへ言及して、可能なら増収増益へ結びつけます(『上司』氏も同じお考えかと)。

必要なのは、negativeな「感覚情報」を感受した後、それをpositiveに変換し妥当な認知・行動へまとめあげるまでの“所要時間”を、お仕事上、支障が生じない程度にまで短くする事。ビジネスチャンスへ結びつけるテクニックは、『上司』氏から大いに学べると思います。後日、具体的にどんな話をなさったか、御教示願ってみてはいかがでしょう?
Commented by まひる at 2014-10-13 00:39 x
初めまして。
私は知的障害のない自閉症スペクトラム障害との医師の判断を受けたまひると申します。

今回の記事は私にとってタイムリーで驚きました。
職場の出来事で無理なことを「無理です」と言ってはいけないのか…と思っていたところです。

とうふさんの今回の件は、今回の対応がベストだったのではないかと思います。
私も、職場で他部署や業者に伝えづらいことを伝える場合には、同僚に相談しています。
(上司は「自分で考えろ!」というタイプなので)
Commented by まひる at 2014-10-13 00:40 x
続きです。私は昔から「物事をはっきり言うよね」と言われていて、今回職場での上記の件で
やっと「こういうことをいっているのかな」と思いました。
定型の方々が暗に匂わせるような表現をとるところをはっきり言ってしまうところです。

でも、こればかりはケースバイケースで、はっきり言っていい場合かどうかの判断は
自閉圏の人間には難しいような気がします。
経験してカバーできることもありますが、微妙なケースは山ほどありますので。

最近は「ものの言い方・伝え方」などの本が売っているので、買って読んでみようかと思っています。

こちらにコメントが付くのを楽しみにしています。
Commented by フランシス at 2014-10-13 20:59 x
大人のアスペルガー症候群当事者です。
私は記事のような状況で気持ちの収まりをつけるのが難しくて困っています。
私が上司に相談したとすれば、取引先の理不尽さが頭から離れず、もっと上司に反発を覚えていると思います。
あと、私なら、メールの文面にクッション言葉を使うようにするかもしれません。
それこそ反発を覚える当事者から学びました。その方自身クッション言葉を使いさえすればいいと思っているのか、吐き捨てるような話し方をされていました。
そんな人を評価したり、相手が自閉症スペクトラムと知りながらも、ご自分は言葉に気をつけず感情的になったりする、ジョブコーチなどの支援者の存在が、多数派と少数派の和解を妨げていると
さえ思えてきます。 
Commented by ROMから補足 at 2014-10-15 16:44 x
ブログ主さんも『不愉快な気持ち』を扱いかね『収まりをつけるのが難しくて困っ』た件、何度か記事になさってますが。今回、期せずして(?)対応が良かった点は、
1. negativeな「感覚情報」を言語化し、文章として出力した。(結果、「感覚飽和」状態だったワーキングメモリに若干の“余力”が生じ『喧嘩メールを上司に相談せず送るのもどうか』と自己ツッコミできた)

2. 行動化する前に、定型多数派とnegativeな「感覚情報」を共有した。(結果、『やはり自分は他人の気持ちが分からないのだなぁ』と「感覚情報の共有率」が低い&取り扱いが妥当でない旨を自己ツッコミでき、定型のサポートを受容できた)

3.定型のサポートに任せ、更なる“余力”が生じた所で、『相手が何故理不尽な態度に出たのか、心理を分析』した。(結果、『お客様は正しい事を言っている』とpositiveな「感覚情報」にも気付き、問題の本質を認知できた)

でしょうか…重要なのは、すぐには行動化せず苦手な「感覚情報」を言語化して出力&定型と共有する等で、「感覚飽和」に陥っているワーキングメモリの負荷を軽減、客観的に分析&認知するための“余力”を生む工夫ですね。
Commented by abcde354 at 2014-11-09 23:59
コメントありがとうございます。
negativeをpositiveに変換して出力するというところがイマイチ理解できていないように思います。実際の行動にはどう落とし込めばいいのか考えてしまっております。
今は上司がいるので交渉は任せられますが、上司がいなくなった時に最終的な交渉をしなければならないのは自分なので、ここら辺は出来るようになっておかないといけない分野と認識しています。
Commented at 2014-11-10 19:24 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-11-13 08:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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