アスペルガー社会人のBlog

『べてるの家の「非」援助論』 浦河べてるの家 (2)

「べてるの家」の成功を学びたく、手に取った。
(2)では、この本を読んでアスペルガー当事者として役立った部分を書きたい。

①精神障害は「関係性の障害」である。
精神障害は、人間関係によって引き起こされたものである。

②精神障害は「緩和装置」である。
精神障害は、無理をしたりストレスにさらされると再発する。
精神障害は、関係の危機を乗り切るための緩和装置として作用する。

③精神障害にとって重要なのは「言葉の獲得」である。
自分の病気を語ることによって病気が見えてきて、その豊かさも見えてくる。
大事な場面に大事な思いをきちんと出せるようなコミュニケーションを知ることで、
病気と上手く付き合えるようになっていく。
言葉を獲得するには「場数」を踏み「慣れる」ことが必要。


発達障害者が2次障害を併発しやすいのは①②から容易に想像できる。
発達障害者が定型と関係を構築するのは異文化交流であり大変難しい。

また、発達障害においても「言葉の獲得」は重要な問題と考える。
特にパニックを抑える、周囲との軋轢を減らす、ために必要不可欠なことだ。
発達障害の場合は、場数を踏み慣れることに加え、
適切なコミュニケーション方法を学び暗記することが必要だろう。

べてるの家の「非」援助論―そのままでいいと思えるための25章 (シリーズ・ケアをひらく)
浦河べてるの家

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by abcde354 | 2006-11-12 17:03 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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