アスペルガー社会人のBlog

他者との距離感

実は、前のプロジェクトで一番難しかったのは「上司との距離感」だった。
というのも、前のプロジェクトは実質的に上司との2人プロジェクトだったからだ。

上司とは、
・緊張感のある関係
・上司部下の節度をわきまえた関係
・気兼ねなく注意して頂ける関係
でありたいと思っていたが、
そういう関係であるための適切な距離感が分からず、
アスペルガーな自分は試行錯誤し続けた。

上司と適切な距離感を保てるようになったのは
プロジェクト開始から半年過ぎた頃だったように思う。
それまでは、近づきすぎたり、離れすぎたり、で
今にして思えば上司をも悩ませてしまっていた気がする。

適切な距離感を保つ契機になった一つは
美輪明宏氏が『ああ正負の法則』で書かれていた
「腹六分目で付き合う」という言葉だった。
この言葉から自分は、
「上司を遠く感じる位で丁度良いのかな」
と感じたことを今でも覚えている。

YANBARU先生のBlogに
「アスペルガーは人を非常に近く感じていて、人を無視出来ない」(「人の近さ」
と書いてあったが、これには合点がいった。
人を近くに感じ、相手にも近くにいて欲しいと思ってしまう。
近くにいて欲しいがために近寄りすぎてしまう。
それがアスペルガーな自分の本質であると思う。

アスペルガーな自分からみると「他者を遠くに感じる距離感」が
定型からみると「他者との丁度良い距離感」になること、
心してあたらねばいけない。
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by abcde354 | 2008-03-31 22:24 | 自己分析 | Trackback | Comments(12)
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Commented by mian at 2008-04-01 09:10 x
同日に何度もすいません。

YANBARU先生のブログのとこにあった
「アスペルガーは人を非常に近く感じていて、人を無視出来ない」を読んで私はASの他にACもあるので「人間を近くに感じたいのに裏切られ続け恐怖感・不信感がつのり、これ以上傷つきたくない!!と思っているのに人間を突き放し仕切れない矛盾さ」が分かったような気がします。

Commented by あゆあゆ at 2008-04-02 10:20 x
わたしもそのブログを読みました。
わたしはADHDとして、
「特にADHDは本来猫的に自分ひとりのテリトリーを大事にするので、至近距離に踏み込んで来られるとかなり窮屈な状態におかれることになる。」
に同感しました。
だから、ぐいぐい来られると逃げたくなるんだなと。

でもADHDも、気に入った人にはすごくぐいぐいと行ってしまいます。
が、自分の気が済んだり、他に気を取られていたりするとすっかり忘れてしまったり。
続かないんです。。
Commented at 2008-04-03 16:16 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by じゅりあ at 2008-04-03 22:04 x
参考になりました
ありがとうございました

相手が「近い」(良くも悪くも)と感じる距離を
経験で覚えるしかないんでしょうね
Commented by abcde354 at 2008-04-05 01:39
mianさん
コメント頂けて本当に嬉しいです。
YANBARU先生のBlogは自己分析にも他者理解にも役立つと感じています。
Commented by abcde354 at 2008-04-05 01:40
あゆあゆさん
コメント有難うございます。
ADHDでも相手にぐいぐい行ってしまうことあるのですか。
アスペルガーだけのことかと思っていました。
Commented by abcde354 at 2008-04-05 01:43
鍵さん
コメント有難うございます。アスペルガーで苦しんでいる人間は日本にも数多くいます。日本は察する文化なので、察することが難しいアスペルガーには辛いのだと思います。今後も機会あればお越しください。
ところでURLはHPのアドレスを記載するところです。宜しくお願い致します。
Commented by abcde354 at 2008-04-05 01:44
じゅりあさん
コメント有難うございます。
経験だけではありません。自分の場合、前の上司からの「ご指摘」によって分かった部分も数多くありました。是非じゅりあさんも指摘して頂ければ嬉しいです。
Commented by ぽこ at 2008-09-21 19:45 x
また、彼との距離感に失敗してしまった私です。(苦笑)
しばらく、冷却期間に入ります。

彼は、拒絶と接近を2年間繰り返しています。
私にとっては、もっと近づいて欲しいと思うのですが・・・。
え、いいの?と思う位、心理的に近づきびっくりした事もありましたが、
思いもかけず、嬉しいものです。

私は、彼に遠慮しないで近づいて欲しいと思います。
とうふさんも、元の上司の方にもっと、近づいていいと思いますよ。
信頼関係の出来ている親しい間柄なら、嬉しいです。

人との出会いは宝です。
不安になって電話相談したところ、相談員の方に言われました。
私は、彼の事で不安になると電話相談をします。
以前に比べ、発達障害の勉強をされている方が増えてきた印象です。

とうふさんや、皆さんとの出会いも宝なんだなと感じています。
mianさん、お元気ですか?一緒に成長していきたいです。
書き込み待ってますよ。
Commented by abcde354 at 2008-09-22 00:53
ぽこさん、コメント有難うございます。
先日の立食パーティで、前の上司と目が会った瞬間、前の上司が歩み寄ってきてくださったのには、大変嬉しかったです。
前の上司とは前のプロジェクトの思い出をぶち壊しにしたくない思いが強いので、どうしても慎重になってしまうのでしょうね。
現在世界の人口は60億、その中で出会えるのは本当に奇跡だと思います。自分もBlogでの出会いを本当に大切にしていきたいと思います。
Commented by ぽこ at 2008-09-22 22:40 x
とうふさん、コメントありがとうございます。
立食パーティーで、前の上司の方が歩み寄ってきて下さったのですね。
私もとても嬉しく思いました。

慎重になってしまう気持ち・・・わかります。
その人や思い出が大切であればあるほど、素直な自分を出せなくなりますね。

距離感・・・本当に難しいです。
介入しないで欲しい。
電話は、勘弁して欲しい。
(ちょっとしたプレゼントに)恐縮です。
と言われ、悲しい気持ちになりました。

今は、字義通りでの言葉で、その時の感情を表したもの。
深い意味はなかったとわかりますが・・・
私の悲しい癖で、言葉の裏読みをしてしまいます。
ここまで言うのは、私が嫌だからなんだ・・・といった感じです。
とうふさんの元の上司の方のように、とうふさんに会えて嬉しいと
素直な感情を出せる人になりたいです。

本当に出会いは、奇跡ですね。
世界の人口60億人といった風に深いところまで考えられるとうふさんは、素敵です。
とうふさんがBlogを作ったから、出会えたわけです。

感謝しています。ありがとう。
Commented by abcde354 at 2008-09-24 01:48
ぽこさん、コメント有難うございます。

>とうふさんの元の上司の方のように、とうふさんに会えて嬉しいと
素直な感情を出せる人になりたいです。

この言葉を伺って、ハッと致しました。
前の上司は自分の感情を素直に出してくださっていたから、
変に深読みしなくても良くて、大変気持ちよく過ごせたのだと。
前の上司はチームの雰囲気を作るのが大変上手な方だったのですが、
雰囲気作りの決め手は「素直に感情を出すこと」にありそうな気がしました。
気付かせてくださって有難うございます。

Blogを通じて出逢えたこと、こちらこそ感謝しております。こちらこそ有難うございます。
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成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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