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自己効力感

自己効力感という言葉を教えて頂いた。
アスペルガーは自己効力感を高めるのが難しいのだそうだ。

「自己効力感」とは
Albert Banduraが社会的認知理論の中で提唱した言葉で、
「自分が努力すれば自分自身もしくは自分を取り巻く環境に
好ましい変化を与えることが出来るという見通し」といえるそうだ。

自己効力感が高いと
・行動達成のための努力を行なうようになり、達成率が高くなる
・不安や恐れが弱く心理的にも安定している
一方、自己効力感が低いと
・諦めが早くなり、達成率が低くなる
・不安や恐れが強くなる
のだそうだ。

この説明、自分自身にあてはめて大変納得がいった。
自分は抗不安薬を服薬し続けているように、常に不安感と闘っている。
また、周りから「諦めが早い」と言われ続けてきた。
いずれも自己効力感が低いために起きていたのだと分かったのだ。

アスペルガーと自己効力感、社会適応のキーワードになりそうだ。
Commented by みかん at 2008-11-11 12:44 x
この記事、すごく納得しました。私も子どもの頃から、「あきらめが早い」と言われてます。

でも、「自己効力感が低い=>あきらめが早い」から努力しないかと言えば逆で、自己効力感の低さが私を妙に頑張らせてしまっています。

でも、頑張っても頑張っても、どんなに努力しても、達成感を得にくい。。。だから、もっと頑張ってしまう・・・という感じです。

最近、こういう状態は良くないと感じ、頑張り過ぎないよう、自分で自分をホメるようにしています。

何の努力もしなくても、それでも私はこの世に存在していい価値ある存在だと心から信じる・・・のは、本当に難しいですね。
Commented by ぽこ at 2008-11-11 22:37 x
どんな時代にでも乗り越えられる幸せに生きる為の3条件を教えていただきました。

 ・今の自分の長所も短所もあるがままに受容できる事
 ・自分を表現できるものを持っている人である事
 ・自分自身をプロデュースする力(自分を選びとる、自分らしい生き方)がある事

こういったものが自己肯定感、自己効力感、レジリエンシー(回復力)
の向上に繋がるのだそうです。

自分の力で「幸せ」を獲得出来るように、自己決定=自分で選択する事
が大切なのだそうです。

<自分を知る事>
気がつかない自分(無意識:自分の心がわからない状態)

気づく(意識)

<変化>
変化によって起きる感情
☆不快感
☆悩み(自分が見える。成長へのチャンス=より自分らしい生き方へ導くもの)

不快感や悩みを受容(感情表現をする。)

人に話す(話す事が放つ事になり、離れる事となる。)
 ☆話せるという事が、自分で乗り越えてきている証拠

◎自己決定(変化する選択・変化しない選択をする)

私にとって書くのは簡単、実行が難しいという感じです。(笑)
Commented by abcde354 at 2008-11-12 00:04
みかんさん、コメント有難うございます。
>自己効力感の低さが私を妙に頑張らせてしまっています。
最近自分もその状態かも、と気付きました。妙に頑張ってしまっています。
頑張りすぎて倒れないように気をつけようと思います。どうも有難うございます。
Commented by abcde354 at 2008-11-13 00:23
ぽこさん、Blogを見てくださっている皆様にも有意義なコメント、有難うございます。
アスペルガーは客観視が苦手なので「自分をプロデュース」するのが鬼門かなと思いました。幸せ掴みたいので、少しずつでもプロデュース力を身につけたいと思います。
どうも有難うございました。
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by abcde354 | 2008-11-09 22:47 | 社会適応 | Comments(4)

成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。


by abcde354