アスペルガー社会人のBlog

カテゴリ:ひとり言( 114 )

不公平な世の中をアスペルガーはどう生き抜くか

今、チームで英才教育を受けているメンバーがいる。
上司から目をかけられているメンバーで、
お客様から依頼された仕事は一切せずに
現行システムをひたすら覚えているのだ。

管理職になる人間はそうやって育てられていくのか、
と思わずにいられなかった。

何故ならば、
自分は業務中はお客様から依頼された仕事をこなしつつ
現行システムを業務時間外の時間を利用して覚えたからだ。

現行システム理解は中心メンバーになるために絶対に必要な作業。
ただ、多くのメンバーは業務時間中に現行システム理解を行う時間がなく、
そのため中心メンバーになれないでいるのだ。
しかし、そのメンバーは業務時間中に堂々と現行システム理解をしている。
業務時間中に現行システム理解が出来れば、
業務時間外は別の勉強にあてることが出来るのだ。

英才教育の現場を見て、世間の不公平を改めて感じずにはいられなかった。
そして、他者から目をかけてもらえることはほとんどない
アスペルガーの生き抜き方を考えずにいられなかった。
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by abcde354 | 2012-05-28 00:48 | ひとり言 | Trackback | Comments(7)

全て前の上司に教えて頂いたことだった

ビジネスメールの書き方研修に参加した。

研修内容のうち、メールの「型」はほぼ実践出来ていた。
何故実践出来ていたかというと、
「前の上司から教えて頂いたことだった」からだ。

・タイトル(件名)は命です
・結論を最初に書きなさい
・文章は短く区切りなさい(50文字以内が良い)
・自然改行にならないよう適宜改行いれなさい(35文字が改行の目安)
・主語を省かないようにしなさい
・箇条書きを有効活用しなさい

このような「型」が身につくまで
前の上司は繰り返し丁寧に書き方を教えてくださった。

前の上司には感謝してもしきれない。
本当に素晴らしい方と仕事出来たのだなと改めて思った。
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by abcde354 | 2012-05-25 01:47 | ひとり言 | Trackback | Comments(0)

定型って役職を気にするのですね

職場で、近くの席の他社の方の役職を知らないか、と聞かれて驚いた。
確かに自分はその方と一緒に仕事をしているが、
役職など今まで気にしたことなく、気にする必要性もなかったからだ。

自分は役職に対して無頓着なのだろうとは思う。
最近、部下が出した損失の責任を取って降格した方がいるが、
自分はその方のことを尊敬し続けており、降格後の今でも時々やり取りしている。
一方、社長という役職であっても尊敬できない方には会釈以上のことはしない。
お世辞を使おうなどとは思ったこともない。

権力の座から引退した途端に付き合いがなくなったという人の話を読んだことがあるが、
定型は役職で付き合うからそうなるのだろうなと思った。

自分はこれからも役職に対して無頓着でいたいと思うが、
一方で定型が役職を気にすることも
定型と付き合う上では意識しておいたほうが良いだろうと思った今日だった。
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by abcde354 | 2012-05-08 22:23 | ひとり言 | Trackback | Comments(4)

井戸を掘った人を忘れない

中国のことわざに
「水を飲むときには井戸を掘った人を忘れない」
というものがあると知った。

自分にとってリアルで井戸を掘ってくださった人というのは
前のプロジェクトでお世話になった皆様ということになるだろう。
特に前の上司には、どれだけお世話になったかわからない。

ただ、前のプロジェクトが終わって4年が経とうとしている。
4年間で、自分も周りも相当変化した。
最近行き詰まって前のプロジェクトのノートを読み返したのだが、
今の状況に役立つことはほとんど書かれていなかった。
もはや前の上司の教えを守るだけでは
次のステージへは進めないことを思い知らされた。

しかし、ノートが役立たなくなったからといって
自分は前のプロジェクトでお世話になった皆様のことを忘れてはならない。
そしていつか恩返しをするためにたゆまぬ努力を続けること、
それが今の自分にできる精一杯のことだ。

「水を飲むときには井戸を掘った人を忘れない」
心に刻んでおきたいことわざだと思った。
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by abcde354 | 2011-12-17 01:43 | ひとり言 | Trackback | Comments(2)

アスペルガーが克服可能な苦手と困難な苦手の判別

最近のコメントを拝見していて、
アスペルガーには克服可能な苦手と克服困難な苦手がありそうだ、と気づいた。
そして、その判別が大変重要ではないか、と思うに至った。

例えば、自分は英語が苦手だが、
これは克服可能な苦手に分類されると考えている。
というのは、自分はアスペルガーで英語が得意な方を何人も知っているからだ。
英語が得意な方が何人もいるということは
英語の得手不得手はアスペルガーに関係ないことを示しており、
努力の仕方さえ確立出来れば克服可能なのだと考えている。

一方で、定型の感覚を理解することは、克服困難な苦手に分類されそうだ。
感覚に関する定型の方のコメントには理解困難な部分がある一方、
アスペルガーの方のコメントには共感しやすいからだ。
定型感覚の理解については、抽象化、一般化を自分自身で行うことは困難で、
自分自身で出来ることは個別具体的な事象毎に感覚を暗記することなのだろう。

アスペルガーにとって克服可能な苦手と克服困難な苦手を判別することは
大変重要なことだと考える。
何故ならば克服困難な苦手に時間を割いても、克服出来ないからだ。
克服可能な苦手に時間を集中させ、出来ることを一つづつ増やしていきたい。
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by abcde354 | 2011-12-04 22:19 | ひとり言 | Trackback | Comments(4)

アスペルガーへのアプローチにコーチングは有効か

アスペルガーな子供へのアプローチにコーチングを使おう、
という話があるようだ。

自分はアスペルガー当事者としてその話に違和感を覚えた。
ちょうど最近コーチング研修を受けたが、
コーチングとは「相手の力を引き出すサポートをする技術」と理解した。
すなわち、相手に正答を考えさせる技術、ということだ。

アスペルガーに正答を考えさせる、考え込んでしまった。
アスペルガーは定型と違う感覚・答えを持っているからこそ
アスペルガーなのであり、
定型と同じ感覚を持っているのならば「定型」なのだと思う。
アスペルガーには定型の答えを暗記させるのが有効であり、
アスペルガーに考えさせてもアスペルガーな回答しか出てこないと思うからだ。

但し、アスペルガーにコーチング技術の一部は使えると考えている。
「5W1Hを使って質問をし、相手の状況を把握する」技術だ。
例えば「分かった?」と質問しても「分かった」「分からない」と返答があるだけだ。
一方「どこが分からなかった?」と聞けば「ここが分からなかった」と返ってくる。
「ここ」が分かることで、話を深掘りでき、相手の状況を把握出来る。
親が定型で子供がアスペルガーという場合、
子供の想定外の回答にびっくりするのではなかろうか。

アスペルガーへのコーチングの適用は限定的にして、
暗記させるところは徹底して暗記させて、
より良い親子関係を築いて頂けたら、と思っている。
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by abcde354 | 2011-11-05 15:02 | ひとり言 | Trackback | Comments(2)

断食したら鬱を乗り越えられた

この週末は疲れ切ってしまい1日20時間寝ていた。
活字を読むのも辛い状態だったので恐らく鬱だと思い、
『自力整体』の鬱の治し方のページを何とか読み返してみた。

読んでみてこれで治るのかと思ったが、
藁にもすがる思いで昨夜から本のとおりに実践してみた。
そうすると、本当に今日は快活な一日が過ごせた。
同僚とも軽口を言い合えた。
重苦しくて何も出来なかった週末が嘘のようだった。


『自力整体』に書いてあった鬱を治す方法とは何か。
それは断食するということ。
「まず朝早く起きて、昼間はしっかりと働きます。
食事は夕方まで固形物の食事をとらずに水分食だけにして、
夕方に一食だけ食べます。
夜は電気を付けずに過ごし、9時には布団に入っている」
というものだ。
ホルモンは小腸からも分泌されるのだそうで、
小腸に食べ物を入れないことで分泌を促進するのだそうだ。

先ほど、今日初めての固形物を食べた途端に疲れがどーっと出てきた。
さっさと寝て、明日も断食して鬱を乗り切りたいと思う。
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by abcde354 | 2011-08-22 23:01 | ひとり言 | Trackback | Comments(1)

「上役に気に入られること」がチャンスを与えられるための唯一かつ絶対条件

「チームリーダー職で2度休職した人が、3度チームリーダーに」
への沢山のコメント有難うございました。

コメント拝見していると、皆様は
「上役に気に入られることがチャンスを与えられるための唯一かつ絶対条件」
という風潮を理解し、共感されているように感じます。

自分自身は、後輩には、
自分の好感度に関わらずチャンスを与えるように努力してきました。
後輩を感情によらず扱うことは先輩としての責務だと考えていたからです。

しかし、どうも自分は間違った考え方をしていたようです。

今後は、上役に気に入られる可能性のない現在の状況を鑑み
仕事は程々にして将来のための下地作りに励みたいと思います。
また後輩についても自分が最も楽になるように扱っていこうと思います。

また一つ定型基準を知ることが出来ました、どうも有難うございます。
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by abcde354 | 2011-08-07 00:42 | ひとり言 | Trackback | Comments(33)

チームリーダー職で2度休職した人が、3度チームリーダーに

8月の人事発令をみて驚いた。
チームリーダー職で2度休職した人が、再びチームリーダーに復帰していたからだ。

その人、2度目の鬱による休職から1年も経っていない。
にもかかわらず再びチームリーダー職に復帰したことに驚かざるをえなかった。

休職経験者はこの4月に軒並み降格している。(「降格人事」
しかし、その人だけは3度チャンスを与えられた。
上役から可愛がられている人であるから
チームリーダーのチャンスを再び与えられたとしか
自分には思えなかった。

通院と服薬と訓練で休職だけは避けようと自分は頑張ってきたが、
その努力は全く意味のない努力だと今回明確になった。

頓服飲んで出社する位ならば、今後は有休使うことを選択しよう。
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by abcde354 | 2011-08-04 01:42 | ひとり言 | Trackback | Comments(9)

アスペルガーは、「狭き門より、入れ。」を肝に銘じていきたい

職場の先輩の子供さんが小学校3年生だと伺ってドキッとした。
自分が小学校3年生の時のことを思い出したからだ。

自分は小学校3年生当時選択を迫られていた。
音楽の道に進むか、中学受験をするか。

自分は音楽よりも幅広い可能性を感じた中学受験を選択する。
そして中学受験では第一志望に合格するのだが、
その選択は聖書でいう「滅びにいたる大きな門」
に入ってしまっただけでは?と今では考えている。

何故なら自分はアスペルガーだったからだ。

アスペルガーゆえの社会性の欠如は
実業界よりは音楽の世界のほうがハンディとなりにくかっただろう。
アスペルガーゆえの聴覚優位な特性も音楽であれば生かせただろう。
自分は独り言が多くて薬で抑えている状況だが、
音楽をやっている時は不思議と独り言が出なかった。

そして、何より音楽では自分を自然に表現することが出来た。
今は訓練のお陰で言葉でも多少は自己表現出来るようになったが、
それでもまだ全然音楽に比べたら表現が拙い。
『降りていく生き方―「べてるの家」が歩む、もうひとつの道』
でも取り上げられていたが、
自己表現が出来ない状況は爆発を引き起こしてしまう。
音楽、特に合奏での対話は、爆発を防ぐ効果もあった気がする。

「狭き門より、入れ。
滅びにいたる門は大きく、その道は広い。
そして、そこから入っていくものが多い。
命にいたる門は狭く、その道は細い。
そして、それを見出すものは少ない」
(マタイによる福音書第七章)

アスペルガーは特にこの言葉を肝に銘じて
日々決断していく必要があるのだろうと思っている。
そして、今からでも見出すことのできる命にいたる狭き門を
自分は日々探し続けている。
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by abcde354 | 2011-07-19 01:41 | ひとり言 | Trackback | Comments(11)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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