アスペルガー社会人のBlog

カテゴリ:ひとり言( 115 )

アスペルガーは、「狭き門より、入れ。」を肝に銘じていきたい

職場の先輩の子供さんが小学校3年生だと伺ってドキッとした。
自分が小学校3年生の時のことを思い出したからだ。

自分は小学校3年生当時選択を迫られていた。
音楽の道に進むか、中学受験をするか。

自分は音楽よりも幅広い可能性を感じた中学受験を選択する。
そして中学受験では第一志望に合格するのだが、
その選択は聖書でいう「滅びにいたる大きな門」
に入ってしまっただけでは?と今では考えている。

何故なら自分はアスペルガーだったからだ。

アスペルガーゆえの社会性の欠如は
実業界よりは音楽の世界のほうがハンディとなりにくかっただろう。
アスペルガーゆえの聴覚優位な特性も音楽であれば生かせただろう。
自分は独り言が多くて薬で抑えている状況だが、
音楽をやっている時は不思議と独り言が出なかった。

そして、何より音楽では自分を自然に表現することが出来た。
今は訓練のお陰で言葉でも多少は自己表現出来るようになったが、
それでもまだ全然音楽に比べたら表現が拙い。
『降りていく生き方―「べてるの家」が歩む、もうひとつの道』
でも取り上げられていたが、
自己表現が出来ない状況は爆発を引き起こしてしまう。
音楽、特に合奏での対話は、爆発を防ぐ効果もあった気がする。

「狭き門より、入れ。
滅びにいたる門は大きく、その道は広い。
そして、そこから入っていくものが多い。
命にいたる門は狭く、その道は細い。
そして、それを見出すものは少ない」
(マタイによる福音書第七章)

アスペルガーは特にこの言葉を肝に銘じて
日々決断していく必要があるのだろうと思っている。
そして、今からでも見出すことのできる命にいたる狭き門を
自分は日々探し続けている。
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by abcde354 | 2011-07-19 01:41 | ひとり言 | Trackback | Comments(11)

アスペルガーっぽい先輩は、要領が悪いのか、部下思いなのか

アスペルガーっぽい先輩がリーダーをやっているチームに用事があり、
業後かなり遅い時間にそのチームの執務室へお邪魔した。

その際、執務室に3人残っているとのことだったので
コンビニで4種類のゼリーを買って持っていった。
差し入れのつもりだった。

執務室には聞いていたとおり、
チームリーダーである先輩とチームメンバー2人が残っていた。
そこで先輩のところにゼリーを持っていってどうぞと申しあげると、
「お菓子だったら遠慮なく食べてしまうよ!
(中身を見て・・・)まず向こう(=メンバー)に選んでもらって。
自分は余りでいいから。」
と先輩は言った。

自分は、アスペルガーっぽい先輩の言葉に違和感を感じた。
定型な今の上司であれば、まず自分が最初に選んでしまうからだ。
アスペルガーっぽい先輩は要領が悪いのか、部下思いなのか、
自分には判断がつかなかった。


ちなみに、先輩もメンバーも遠慮なく食べてくれた。
お節介をしているか?と半分冷や冷やしていたので、本当に嬉しかった。
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by abcde354 | 2011-07-09 23:00 | ひとり言 | Trackback | Comments(6)

運命は真正面から引き受けて、最大の努力をする

佐々木常夫さんが出演されている動画をみつけた。
記事タイトルは動画の中で佐々木さんがおっしゃられていた言葉。

佐々木常夫さんは、うつ病の奥様、自閉症の子供さんを世話しながら
東レの取締役まで務められた方である。
著書『そうか、君は課長になったのか。』を読み、
リーダーの在り方に深く共感して
もっと佐々木さんについて知りたいと思い探したところ
この動画を見つけた。

47分半ある動画なのだが、3度も繰り返し聞いてしまった。
実際に結果を出された方の言葉だけあって
机上の空論ではなく大変説得力がある。
More以下に動画の概要をまとめてみるが、
動画ならではの生の言葉の威力を味わって頂く価値があるだろう。
自分も折に触れてまた聞き返したい。

以下が動画のURL
http://www.ustream.tv/recorded/7519518

More
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by abcde354 | 2011-04-29 02:04 | ひとり言 | Trackback | Comments(3)

降格人事

人事発令をみて驚いた。
精神に問題を抱えた人が軒並み降格していたのだ。

たまたま降格者の一人の元上司と知り合いだったので
降格理由の探りを入れてみた。
「鬱で休みがちだったのが問題視されたのではないか、
鬱で同じ給与を貰っていたら、周りが納得しないでしょ」
とその知り合いは言った。

自分は二次障害で鬱の薬も服薬しているが、
絶対に鬱のことは言えないと思った。
更に、アスペルガーな自分にとって
「鬱=降格」というメッセージを発している
企業に在籍していること自体を
考えなければいけないのかもしれない、と感じている。
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by abcde354 | 2011-04-06 00:36 | ひとり言 | Trackback | Comments(18)

管理職な上司の仕事を手伝う日々

風邪をひいてしまい、久々の更新になってしまいました。
大変流行しているようですので、皆様もどうかお気をつけください。

また、大雪、鳥インフルエンザ、新燃岳の噴火など
自然災害で大変なことになっている地域の皆様、お見舞い申し上げます。
自分などには想像を絶する世界ですが、どうか生き延びてください。

さて、「年老いてもアスペルガーが社会貢献出来る分野は何か」
に対してコメント有難うございました。
今回は様々な方向性のコメントを頂いたと感じています。
方向性が一方向にまとまっていないということは、
大人のアスペルガーにとって
今後解決していかねばいけないテーマと強く感じました。

最近ですが、管理職な上司の仕事量が許容量を越えてしまい
自分が手伝ざるをえなくなっていました。
自分にチームメンバーの機嫌を取る動きは難しいので
上司が作成すべき書類の作成を手伝っていました。

上司の仕事を手伝う中で感じたのは
アスペルガーの想像力欠如は経験で補うしかなさそうだということです。
上司の仕事を手伝う中で、管理職の孤独を感じました。
チームの浮沈を決める大きな事を一人で決断する孤独と難しさ、
その反面、想像以上の成果が出たときの楽しさを感じられたのは
上司の仕事を手伝った大きな収穫でした。
今後は以前よりは上司の感情を考えた動きが出来そうです。

2月からは従来の仕事に加えて
新しい仕事にも取り組むことが決まりました。
新しい上司や同僚との関わりの中で、
今回の経験を生かしていきたいと思っています。
少しでも成長した姿を皆様にお見せできたら嬉しいです。
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by abcde354 | 2011-01-30 23:01 | ひとり言 | Trackback | Comments(3)

あけましておめでとうございます

新年3日、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今年の目標は立てられましたでしょうか。

個人的には今年の目標は2つございます。
1.ブログを定期的に更新する
2.前のプロジェクトを乗り越える

次のステージに飛躍するために、
リアルに関わらずブログ更新できる強さを身につけ、
前のプロジェクトを乗り越えていきたいと思っています。

神田昌典氏の『非常識な成功法則』によると、
目標は「紙に書く」と実現しやすいそうです。
自分も今年は目標を紙に書いてみようと思っています。

今年もよろしくお願い致します。
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by abcde354 | 2011-01-03 22:28 | ひとり言 | Trackback | Comments(1)

アスペルガーはある程度重度の方が幸せなのか2

アスペルガーはある程度重度の方が幸せなのか
に沢山のコメント有難うございます。
コメントの中に、重度のアスペルガー傾向の方は
「他者に迷惑かけていることに気づかない」という趣旨のものが
いくつかありましたので、
その点について取り上げてみたいと思います。

重度のアスペルガーが
「他者に迷惑かけていることを気づいていない」
とは自分は思っていません。

何故なら、前記事の後者の方、人間ドッグが話題になった時、
「自分は体よりも脳ドッグに興味がある」と発言していました。
また、別のそれなりに重度のアスペルガー傾向の方(未診断)から
「自分のどこが悪いのかと悩み、徹底的に検査したけれど異常がなかった」
という話も聞いたことがあります。

重度であれば重度なりに、軽度であれば軽度なりに、
周囲との違和感に苦しみ、悩んでいると感じています。

ただ、軽度と重度とでは、
周囲がその人に対して違和感を感じるかという点が決定的に違う気がします。
重度で違和感を感じた場合、周囲は諦めてくれるようです。
目が見えない人に本を読めとは求めないように。

アスペルガー当事者にとって
そのように周囲が諦めてくれるほうが幸せなのか、
周囲に期待されて潰れるほうが幸せなのか、
まだ自分には判断つかないところです。
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by abcde354 | 2010-12-22 00:15 | ひとり言 | Trackback | Comments(12)

アスペルガーはある程度重度の方が幸せなのか

「苦手を避けるのはよくないことか」に沢山のコメント有難うございます。
すみませんがまだ見れていないので、
少しずつ拝見させていただこうと思います。

さて、隣のチームに休職者が出てしまい、
自分のチームも隣のチームの応援で大変なことになっています。

隣のチームの休職者、2度目の休職なのですが、
自分は休職者がアスペルガーではないかと疑っています。
休職者とは数年前に同じチームだったのですが、
・人の扱いが下手で部下がついてこない
・定型ならば拘らないであろう細かい事への拘りがある
といった特徴を持っていたからです。

しかし、その休職者、コミュニケーションはスムーズで、
一見してアスペルガーと分かるような重さではありません。
その為、定型と同じようにリーダーを任され、
メンタルやられて休職を2度繰り返してしまいました。

一方、休職者と同期で、
休職者よりは遥かにアスペルガー傾向の強い人がいます。
その人は相手の方を見ず、相手の了解も得ず、話し始めるので、
隣の席にいたときはかなり迷惑したのですが、
休職経験があるとは聞いた事がありません。
周りがその人のことは「マイペース」だと諦めていて、
能力以下の仕事しか与えないからです。

前者と後者を比較してどちらが幸せなのか、考えてしまいました。
アスペルガーはある程度重度のほうが、
周囲が諦めてくれるのである意味幸せなのかな、と。

アスペルガーという障害の難しさを感じた今日この頃です。
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by abcde354 | 2010-12-21 00:33 | ひとり言 | Trackback | Comments(5)

感動の演技の根底には美しい言葉があった

2週間ぶりの更新になってしまいました。
「「お土産は頂いたらすぐ食べる」という心遣い」
に沢山のコメント有難うございました。
お土産を「すぐ食べる」は100%実践しなくても良いことを知り、
大変勉強になりました。
時と場所に応じて、「すぐ食べる」を実践していきたいと思います。
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フィギュアスケートの鈴木明子選手が
Twitterをやっていると知り、拝見してみた。

美しく、温かく、心洗われる言葉ばかりが並んでいて、驚いた。

鈴木明子選手といえども人間だから、
辛いこと悔しいこと悲しいことあるに違いない。
しかし、Twitter上に紡がれていた言葉は、
人を励まし、勇気付け、温かくする言葉だけだった。

鈴木明子選手の演技にはいつももらい泣きしてしまうのだが、
人を感動させる演技の根底には美しい言葉があるのだと知り、
大変勉強になった。
そして自分も人に感動を与えられるよう、
美しい言葉を紡いでいきたいと思わずにはいられなかった。

※鈴木明子選手のTwitterですが、
 公にしているものではないようなので、URLは差し控えます。

※鈴木明子選手に関するこのBlogの過去記事
 「鈴木明子選手、感動と勇気を有難う」 
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by abcde354 | 2010-10-08 23:44 | ひとり言 | Trackback | Comments(0)

アスペルガーという自覚は他者からもたらされる

アスペルガー傾向の本人が無自覚だというコメントを頂いて、
自分が「定型と決定的に違う」ことを自覚した時の事を思い出した。


自分の出来ないレベルが通常の「苦手」レベルではないと気づいたのは、
かつての上司、「困った」と愚痴っていた上司に出会ってからだった。

それまで、自分は確かに電話に上手く出られていない自覚があったが
通常の苦手の範囲内だと思っていた。
それまで、自分は確かにファイリングが綺麗に出来ない自覚があったが
通常の不器用の範囲内だと思っていた。
自分には他にも沢山の「出来ない」事があったが
この程度の「苦手」を持つ人はいるだろうと思っていた。

しかし、「困った」と愚痴っていた上司に出会って、
苦手レベルが通常の範囲を遥かに超えているらしいと知った。
直接言わず第三者に愚痴る当時の上司のやり方は今でも許せないが、
大々的に愚痴ってくださったお陰で
自分は苦手レベルが通常の範囲内ではないという自覚を持てた。


自分の場合に照らし合わせてみると、
アスペルガー傾向を持つ本人が違和感を持っていたとしても、
他者からの「定型と決定的に違っている」という刺激がなければ、
アスペルガーとまで自覚するのは難しいのではないか、と思う。
何故ならアスペルガーは可視化できる障害と違い「程度差」の問題だからだ。
周囲から見てとんでもなく出来ないレベルにあったとしても、
本人から見れば「これまでもそうだった、この程度は普通の事」の場合が多いためだ。

なので、アスペルガーの周辺にいる方々は
是非本人に「定型と決定的に違っている」ことを示してほしい。
そして出来ればアスペルガー疑いを言って頂けると有難い。
自分は服薬治療を受けアスペルガーの特性を勉強していく中で、
かつての上司から「とうふは人間変わった」とまで言われるようになった。
本人がアスペルガーの自覚を持てばかなりの変化はみられると思う。


ちなみに、電話対応、今も得意とはいえないが、
緊急の用の場合は自分から電話できるようにもなった。
ファイリング、こちらも得意とはいえないが、
チーム内共有するファイルのファイリング程度であれば
問題なく出来るようになった。
アスペルガーという自覚を本人が持って社会性の向上に努めていけば、
アスペルガーでも最低限のレベルは出来るようになるだろう。
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by abcde354 | 2010-05-11 04:26 | ひとり言 | Trackback | Comments(25)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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