アスペルガー社会人のBlog

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『命をくれたキス』 鈴木ひとみ

著者は元準ミス。
21歳の時に交通事故で頚椎損傷し、車椅子生活となった。
本書は、交通事故から車椅子での結婚生活までを綴った自伝。

障害の有無は関係なく「一人前の人間」であり
萎縮したり卑屈になる必要はないこと、
障害があるから障害者の世界に閉じこもってよい、ということはなく
差別のない世界(=一般社会)での最高レベルを目指さなければいけないこと、を感じた。

障害者には不利なルールである一般社会で一流になることが、
障害者差別をなくす最も有効な手段であろう。
まずは、自分が一般社会で一流にならなければいけない。

命をくれたキス―「車椅子の花嫁」愛と自立の16年
鈴木 ひとみ

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by abcde354 | 2006-10-30 00:29 | 読書 | Trackback | Comments(4)

アスペルガーの就労に適した環境

アスペルガーの就労に適した環境について、HPから拾ってみた。

もびぃさんの例。
1.控え室がある(一人になれる場所がある) 
2.電話に出なくてもいい 
3.一人でする仕事なので、人間関係を築かなくてもいい (相手は毎回代わりますので)
4.コレだけの時間でコレだけの仕事をこなさないといけないと言う、枠組みだけは与えられているので、その枠組みの中で自分のペースで仕事をこなすことが出来る 
5.自宅の近くで働いていない(近所の中途半端な知り合いに会いたくない) 
6.仕事がフレシキブル


こうもりさんの例。
年齢の違う相手との交流はうまくいった
自分の役割が教務のみと明確だった(今後常勤のため他業務が加わる)
職場でのつきあいが少ない
運動能力がそれほど必要とされない


適した環境をまとめると、下記のようになるか。
1.同世代との付き合いをしなくてよい
2.役割が明確
3.事務作業(コピー、電話など)ではない
4.一人作業(グループ作業ではない)

気付いた時点で付け加えていきたい。
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by abcde354 | 2006-10-29 03:42 | 社会適応 | Trackback | Comments(2)

コメント、トラックバックについて

不自然なコメント・トラックバックと判断した場合、
一存で削除することがあります。
何卒ご了承ください。
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by abcde354 | 2006-10-23 21:47 | 連絡 | Trackback | Comments(0)

就労に必要な条件

就労に必要な条件をHPから拾ってみた。

・カナー、高機能ともに必要な事項
①挨拶が出来ること
②体力があること
③援助を求める能力(「ちょっと手伝ってもらえますか」)

・加えて高機能の場合求められること
④自制力(仕事があるから趣味を切り上げて早く寝よう、など)
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by abcde354 | 2006-10-23 01:39 | 社会適応 | Trackback | Comments(0)

相手の目を見て話しなさい

「相手の目を見て話しなさい」とは、
「相手の"表情"を読み取って話しなさい」
という意味だと初めて知った。

相手の目をみても気味悪いだけで何も読み取れずに困っていたのだが、
目を合わせることにこだわらず顔を見ていれば良いらしい。

と、ここまで書いてみたが、以上の認識であっているだろうか?
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by abcde354 | 2006-10-23 00:22 | 社会適応 | Trackback | Comments(6)

準ひきこもり

富山国際大学樋口教授が「準ひきこもり」という概念を提唱したと知った。
準引きこもりとは、
・健康で大学の出席も成績も良好
・非社交的・非社会的で友人がほとんどいない
といった人達のことを指す。

準ひきこもりは大学生の5%~10%の間と述べられていることから考えても
人口の6%といわれる発達障害と準ひきこもりの関連性が疑われる。

発達障害者は
下記論文のような論調で取り上げられうることを
深く認識する必要があろう。

※刺激的で不愉快になりうる論文であり、心の準備を怠らずに。

大学生における準ひきこもり行動に関する考察 ―キャンパスの孤立者について
かぐや姫症候群に関する考察 ―準ひきこもり行動との関連から―
生徒指導が極めて困難な事例の研究
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by abcde354 | 2006-10-22 01:21 | 話題 | Trackback | Comments(6)

MITの研究グループが「心を読む」装置を開発

2006年4月の記事であるが、CNET Japan に以下の記事をみつけた。

MITの研究グループが「心を読む」装置を開発--自閉症患者に朗報

記事に書かれている通りで、
少なくとも定型に不愉快な思いをさせない程度に社会性を身につけられれば、
高機能自閉症者の才能を生かす場はずっと増えることだろう。

身体に不自由のある人間が、
眼鏡、補聴器、義足といったものを使うように、
この「心を読む装置」が
発達障害者が常に身につけていられる補助器具に発展していくことを願いたい。
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by abcde354 | 2006-10-16 02:58 | 話題 | Trackback | Comments(0)

『僕の妻はエイリアン』 泉 流星

泉流星さんが、ご自身の夫婦生活を夫の視点から描いた作品。
自分にとっては、「これも自閉症ならではの行動だったのか!」と発見の連続だった。
当事者には一読の価値がある作品と思う。

自閉症ならではの行動例
・確認癖。同じ事を何度も質問する。
・決まった行動パターンが好きだが、自分の普段の生活習慣を忘れても平気らしい。
・自閉系は、予測していない突発的な出来事は何でも苦手だ。→電話も苦手。
・僕のほうを全然見ないでパソコンのスクリーンを見ながら「おかえりなさい」と言う。
→人の方を向かない
・自閉系には、人の価値を社会的な地位や収入で判断するような発想がない。
→社会の仕組みや、その中で生きる人々の立場の違いといったことを十分理解できてない
・妻のナゼナゼ攻撃は、答えを引きずり出すまで決して止まらない。相手がうんざりしようがイライラしようがお構いなし。相手にしないっていう態度自体が「もうやめてくれ」というサインだっていうことは、自閉系の理解を超えている。
・サングラスで、人と話している時に目がよそを向いてしまうのをごまかす
・怒りは不安や恐怖の表れ。
・興味がないことには説明を聞くフリすらしない。店の中を見てまわるフリさえせずに、ただじっと終わるのを待っている。

僕の妻はエイリアン 「高機能自閉症」との不思議な結婚生活
泉 流星

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by abcde354 | 2006-10-14 00:49 | 読書 | Trackback | Comments(8)

『ガイドブック アスペルガー症候群』 トニー・アトウッド

ガイドという名の通り、アスペルガー症候群の全般的な知識を得られる本と感じた。
アスペルガーに関わる人であれば、読んで損はない本だろう。

個人的には2点ほど参考になった。
ストレスへの対処法と、職業選択についてだ。
以下に簡単に記述したい。

1点目:かんしゃくへの対応
①ストレスが増大している時の兆候リストを作成することで、
かんしゃくに気付きやすくする。

 ・ののしりが増える
 ・大げさな身振りをする
 ・考えが硬直化する
 ・自分の要求を何が何でもすぐに通そうとする

②低レベルのストレスを軽減させるために良い方法

 ・音楽鑑賞
 ・マッサージ
 ・気持ちのよい風呂
 ・誉め言葉

③高レベルのストレスを発散させるために良い方法
 ・激しい運動で興奮を燃えつくす・・・ジョギング、サイクリング、蒔き割、段ボール箱を潰す

2点目:ASの職業選択
・大学での研究
・技術者→科学、工学、コンピューターだけでなく、教師、高齢者介護、動物の世話、警察官などでも成功者がいる。
・自営業

「才能を伸ばせば、同じ興味を持った人が近づいてくるものです」(テンプル・グランディン)
この言葉は、自分にとって非常な励ましとなっている。

ガイドブック アスペルガー症候群―親と専門家のために
トニー・アトウッド

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by abcde354 | 2006-10-09 00:56 | 読書 | Trackback | Comments(2)

定型発達者の特性

アスペルガーライフblogの「アスペルガー症候群者にとって不足している定型発達者情報」より。

全く同意見だ。
アスペルガー症候群の人間は「ここがおかしい」「こういう風に行動する」、
そういう情報は専門書の読書で大分理解が進んだ。
しかし、同じ局面で「定型はこう行動する」という情報を得られない。
その為、定型にあわせた行動を取ることが出来ない。
非定型ならではの行動と分かっていても、同じ行動を繰り返す。
そして、非難され、誤解され、自己評価が低下していく。

ドラマや小説で勉強しろといわれる。
実際勉強しているが、なかなか非定型と定型の行動の対比が出来ない。

非定型と定型の特性を比較対称出来る書籍があれば、是非読んでみたい。

「アスペルガー症候群者にとって不足している定型発達者情報」
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by abcde354 | 2006-10-02 00:34 | 社会適応 | Trackback | Comments(2)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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