アスペルガー社会人のBlog

<   2008年 05月 ( 8 )   > この月の画像一覧

信頼関係が出来ている、とは?

「こんな関係になりたかった」に頂いたコメントを拝見していて、
「こんな関係」は「信頼関係」が鍵であることに気付いた。

信頼関係、この言葉に自分は前の上司の言葉を思い出した。
曰く、「あなたはお客様と信頼関係が出来ているね」
自分はただ仕事をこなしていただけだったので
前の上司のこの言葉に大変驚いたものだった。
そして、前の上司は何を見て信頼関係が出来ていると判断したのか、
大変疑問に思ったものだった。

この人と「信頼関係が出来ている」か、皆様は何を見て判断されていますか?
[PR]
by abcde354 | 2008-05-24 00:14 | 社会適応 | Trackback | Comments(16)

こんな関係になりたかった

非常に良い関係を保っているお二人の方がいる。

そのお二人、かつては上司部下だった。
元上司の方は笑顔を絶やさず、視野の広い方だった。
元部下の方は仏頂面なのだが、博識でおられた。
当時から対照的で補完しあえるいいコンビだなと思っていたものだ。

そのお二人、上司部下の関係から離れて半年以上経つのだが、
今でもいい関係を保っておられる。
元部下の方はさりげなく元上司の方をメールのCCに入れていたりする。
元上司の方は元部下の方が主催するミーティングに
ふらっと顔を出して助言されていたりする。
お二人の会話は、傍で聞いているだけでも幸せな気分になれる。
お互いを尊敬していることが言葉の端々に見て取れるのだ。


自分も前の上司とお二人のような関係になりたかった。


前の上司は今でも「何かあれば気軽にメールください。」とおっしゃってくださっているが、
言葉通り受け取ってはいけないこと位アスペルガーな自分でも分かる。
そして当然上司からメールを送ってくることはない。自分になど用はないのだ。

アスペルガーな自分には、
お二人のような関係を築くのは諦めるしかないのだろうか。
アスペルガーな自分でも関係を築けるとするならば、
今回自分に欠けていたものは何なのだろう。

お二人の関係を見て幸せな気分になればなるほど、
そういう関係を築けなかった自分が悲しくなってくる。
[PR]
by abcde354 | 2008-05-22 23:42 | ひとり言 | Trackback | Comments(10)

アスペルガーだからパニックになるわけではない

アスペルガーだからパニックになるわけではない。
アスペルガーそのものがパニックを引き起こすわけではない。
ただ、アスペルガーであるために、「不安」になりやすく、「ストレス」がかかりやすい。
その「不安」や「ストレス」がパニックを引き起こす。


今日のNHK「土よう親じかん」
大正大学の玉井邦夫先生がパニックのメカニズムを上記のように説明されていた。


考えてみればその通りだと思った。


前のプロジェクトで一度パニックになってしまったことがある。
上司の海外出張中にハプニングが発生した時だった。
上司の指示が仰げない状況でどう行動すべきか分からなくなってしまったのだ。
頭が真っ白になって固まってしまい、一日無駄にしてしまった。

当時はとうとうアスペルガーが出てしまったと思ったものだが、
上司がいない「不安」な状況でハプニングという「想定外のストレス」がかかった為だった、
と今日わかった。


パニックを引き起こすのは「不安」や「ストレス」でありアスペルガーではない。
パニックの原因が分かったことで、パニックへの対処も一歩進むような気がした。
[PR]
by abcde354 | 2008-05-17 23:31 | 社会適応 | Trackback | Comments(7)

相手の理解度を確認せず話し続けてしまうこと

主治医に症状を話した時のこと。
自分は途中で一度も主治医を見ずに
症状をまとめたメモを最後まで一気に読み上げてしまった。
当然主治医は症状を理解できず、
自分は主治医の質問に沿ってもう一度症状を言い直すことになった。

前の上司は、説明の途中で必ずアイコンタクトをとってきた。
ポイントポイントで「分かった?」と言いながら自分の表情をうかがってきた。
そして、自分が頷くと、次の説明へと移ってくださったものだ。

「相手の理解度をポイントポイントで確認しながら話しをする」
前の上司から定型のやり方を学んだにも関わらず、
いまだに自分は真似できていない。
本当にもどかしい。
[PR]
by abcde354 | 2008-05-13 22:22 | 自己分析 | Trackback | Comments(4)

その場で、すぐに、ほめる、こと

前の上司にほめて頂いた経験を思い出した。

それは、会議の最後に
「今日の決定事項を確認してもいいですか?」と言えた時だった。

前の上司は会議終了後すぐに自分を呼び止めて、
「今日の『決定事項を確認してもいいですか?』は良かった。」
とフィードバックしてくださった。
「その場で」「すぐに」ほめて頂けたので、
自分でも何が良かったのか明確に分かり、
確認はこうすればよいのだ、と記憶に刻み付けられた。

この経験を思い出したのは、
昨日説明を受けた時に「確認してもいいですか?」が自然に出てきたからだった。
無意識のうちに確認していたことに一瞬驚いたが、
前の上司がほめてくださった時に記憶に刻み付けられたのだ、と気付き納得した。

『ちゃんと人とつきあいたい』にも書かれていたが、
アスペルガーは社会的に正しい行動をとっても強化される機会が少ないという。
アスペルガーの周囲の方々はアスペルガーが社会的に正しい行動を取った場合、
それが低レベルと感じることであっても是非「その場で」「すぐに」ほめてあげて欲しい。
「その場で」「すぐに」ほめて頂ければ記憶に定着し、再現することが出来るのだから。
[PR]
by abcde354 | 2008-05-10 13:13 | 自己分析 | Trackback | Comments(6)

『訪問しないで「売れる営業」に変わる本』 菊原 智明

「手紙」を利用しお客様と「信頼関係構築」する方法が記された本。

前半では「信頼関係構築」に「訪問」ではなく「手紙」を使うメリットが示され、
後半では「手紙」の書き方が具体的に提示されている。

この本を何故この場で取り上げたかといえば
営業以外の個人的な「信頼関係構築」にも十分利用出来ると感じたからだ。
KYでリアルな会話が苦手なアスペルガーであっても
この本の方法を応用しホームページやBlogといった文章媒体を使って
信頼関係構築出来るのではないかと思ったためだ。


以下に「手紙」の書き方を要約しておく。

1.「手紙」の構成
 「手紙」は、1度目に送付する「自己紹介文」と
 2度目以降に送付する「挨拶文+お役立ち情報」に分かれる。

2.自己紹介文
 お客様は知らない人の意見には耳を貸さない。
 だから最初に自分を知ってもらうことが重要。
 自己紹介文は物語形式で記述すると良い。

3.挨拶文
 「手紙」を送る際に書き添える「自分を知ってもらう一文」のこと。
 例えば、「最近子どもがなついてきて嬉しい菊原です」。

4.お役立ち情報
 お客様にとって役に立つ情報のこと。
 営業マンが「知られたくない情報」ほどお客様は知りたがっている。

訪問しないで「売れる営業」に変わる本―4年連続No.1が明かす
菊原 智明

4804716947
大和出版 2006-10-01
売り上げランキング : 16107
おすすめ平均 star

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
[PR]
by abcde354 | 2008-05-06 03:07 | 読書 | Trackback | Comments(2)

『ちゃんと人とつきあいたい』 井澤 信三

発達障害や社会的行動につまずきのある人への
ソーシャルスキルトレーニング(SST)について書かれている本。

前半では発達障害や社会的行動につまずきのある人の課題を提示し、
後半ではSSTを行なうべき場面の例とSST実施にあたってのポイントを記している。

この本では、社会的行動のつまずきを分かりやすくまとめてあった。
それによると、社会的行動のつまずきは3つに大別されるそうだ。

①行動に先行する状況・文脈を「読み取る」「理解する」ことが困難である
(相手の表情や周囲の状況・雰囲気を読み取ることが難しい)
②状況や文脈を読み取ったとしても、その際に、どのように振舞うべきか分からない
③行動や文脈を読み取り、社会的行動を遂行したとしても、強化されない場合が多い
(p.18-19)

また、ストレス処理についても印象に残った。
「自分のストレスに気付くこと自体が、
ストレスを処理する基本的スキルとなります。」(p.60)

自分にとって新たな発見は少なかったが、
社会的行動のつまずきを整理する良い機会になった。


ちゃんと人とつきあいたい―発達障害や人間関係に悩む人のためのソーシャルスキル・トレーニング ライフステージ
井澤 信三

4381022378
山海堂 2007-06
売り上げランキング : 185190

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
[PR]
by abcde354 | 2008-05-04 01:02 | 読書 | Trackback | Comments(8)

インスタントコーヒー使ってください2

インスタントコーヒー使ってください」に頂いた沢山のコメントを踏まえて、
改めて今回の事象を考え直してみた。

まず、同僚がインスタントコーヒーを買ってきた時の状況は以下だった。
とうふを含め数人がインスタントコーヒーを個別に買って飲んでいる状況下での事象。
買ってきたインスタントコーヒーの大きさは市販で最も大きい100gサイズ。
(他の同僚のインスタントコーヒーは30g程度の小さな瓶。)
インスタントコーヒーは同僚の机の上に置かれており、共用ポットからはかなり距離がある。

次に同僚が「インスタントコーヒー使ってください」と発言した前後の状況を思い出してみた。
上司が同僚に「コーヒー使っていい?」と聞いたのが事の始まりだった。
同僚は「いいですよ。」と答えたあと、
「インスタントコーヒー使ってください。」と他の同僚にも呼びかけるように言った。
その呼びかけに呼応して別の同僚がコーヒーを使ったのだが、自分は遠慮してみていた。
すると同僚は「インスタントコーヒー使ってください。」と再度言った。

そして、数日経った現在の状況はこんなところである。
同僚のインスタントコーヒーを同僚以外で飲んでいるのは上司一人のみ。
他の人間は、自分のインスタントコーヒーを淡々と飲んでいる。
呼びかけに呼応した別の同僚も、
あの時以後同僚のインスタントコーヒーを再び飲んだ様子はない。


以上の状況から自分が取るべき行動を考えてみた。

「インスタントコーヒー使ってください」と言われたタイミングで、
自分は飲むべきだったのだろうと思った。
社交辞令かもしれないが好意を無下に断る理由はなかった。

では、今になって飲むべきかと考えると、飲まないほうが無難かと考えている。
インスタントコーヒーは同僚の机の上に置かれており、差し入れといった雰囲気ではない。
また毎日同僚のインスタントコーヒーを使う上司の行動について
同僚は必ずしも心地よく思っていないようだ。

但し、もう一度「使ってください」と言われることがあれば、ご好意に甘えてみようと思う。


実はインスタントコーヒー問題、前の上司との間でもあった。
前の上司、インスタントコーヒーを買ってきて曰く
「インスタントコーヒー飲んでいいよ。
1日3杯飲みましたとか言われるとびっくりするけどね。」

自分は「有難うございます」というのみでコーヒーには1回も手をつけなかった。
前の上司はわざわざ飲む量まで指定してくださっていたのだから、
有難く1杯頂戴すれば上司との距離がもう少し縮まったかなと今になっては悔やまれる。


皆様のコメントに対する理解不足等あるかと思う。
上記踏まえてまたコメント頂ければ幸いである。
[PR]
by abcde354 | 2008-05-03 02:13 | 社会適応 | Trackback | Comments(10)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
タグ
以前の記事
記事ランキング
Blogランキングに参加しています。1日1クイック、応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ



このページはリンクフリーですが、リンクする際には一言コメント頂けると有難いです。また、相互リンクはしない方針ですので、ご理解お願い致します。

「アスペルガー」「通りすがり」「ななし」といった一般名詞をハンドルネームにするのは差し控えてください。

twitter

AX
最新のコメント
検索