アスペルガー社会人のBlog

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雑談によって何が得られますか?2

「雑談によって何が得られますか?」に沢山のコメント有難うございました。
遅くなりましたが、皆様から頂いたコメントをまとめてみたいと思います。

雑談によって得られるもの、
多くの方がおっしゃっておられたのは、「対象に関する情報」でした。
・相手の好みや性格を把握できる
・その人の本音が垣間見える
・対象に関する意図していない情報が得られる
そういったコメントを頂きました。

また、雑談により「相手に関心を持っていることを示せる」というコメントも頂きました。
相手の話に相槌を打ったり、笑顔を返したり、話題を広げることで、
相手に関心を持っている、相手に価値があるということを示せる、というものでした。

無理に雑談する必要もない、というコメントも沢山頂きました。
確かに、しかめ面で雑談していても、雑談相手も楽しくないでしょう。
雑談の効果を得るのも難しいでしょう。
そう考えると、自分から積極的に雑談をしていく必要性はないかなと思いました。

では、雑談を相手から振ってこられた時にどうするか。
多くの方から教えて頂いたのは、「あなたは?」で返すというものでした。
「あなたは?」で返せば相手が話してくれるのでそれを聞いていればいいというものです。
相手に話を返す、これは
苦手な話をしなくても済みますし、相手の情報も得られることになり一石二鳥ですね。
大変勉強になりました。

雑談、相手に無関心だという誤ったシグナルを与えないように気をつけていこうと思います。
まずは、自分の事は手短に話した上で「あなたは?」で返す、
を心がけていこうと思います。
皆様、どうも有り難うございました。
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by abcde354 | 2008-09-29 00:02 | 社会適応 | Trackback | Comments(8)

自己評価をあげるために何をすべきか

かなり前のことになるが、後輩からこんなことを言われた。
「とうふさんはもっと自信を持ったほうが良いと思います。」

自分もアスペルガー当事者の多くがそうであるように、自己評価が低い。
自分が出来ることは誰にでも出来るような気がする。
自分が出来ないことも他者は出来るような気がする。

後輩から上記のことを言われて以来、自分なりの努力はしはじめた。
平日帰宅後に1時間、仕事関連の勉強をするようになった。
勉強を生かして、自社推奨資格の幾つかも取得した。社内試験で優秀賞も頂いた。

しかし、一向に自己評価があがる気配を感じない。
努力の方向性が間違っているような気もする。

自己評価をあげるためには何をすべきなのだろうか。
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by abcde354 | 2008-09-28 18:16 | 自己分析 | Trackback(1) | Comments(14)

早期診断・早期療育の是非

自分はこれまで早期診断・早期療育を是非進めるべきだと思ってきた。
何故ならば、自分はアスペルガーを知らなかった故に
不十分な自己理解で職業選択をし、社会人になって不適応を起こしたからだ。

早期診断・早期療育を受けられていれば、
・早期からの訓練で自然な振舞いを習得できただろう
・アスペルガーという観点からの自己理解が進み、自分にあった職業選択が出来ただろう
・周囲に迷惑をかけることも少ないので、自己評価も高く保てただろう
そう思ってきた。

どうしたら医療機関の受診につなげられるだろう」も、
当事者は早期診断を受けるべきという思いから書いた記事だった。


しかし、最近特別支援学級の話を聞いて考え込んでしまった。
特別支援学級へ行くと進学が難しくなるというのだ。
早期療育を受けられる代わりに将来の選択肢が狭まるという訳だ。

また、福岡の事件も考えさせられた。
もし息子さんが確定診断を受けていなかったとしたら、
母親は殺人にまで追い詰められただろうか、と。


確定診断を受けるタイミングはいつがベストなのだろうか。
早期療育はどこまで行われるべきなのだろうか。
大いに考えてしまった。
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by abcde354 | 2008-09-25 02:04 | ひとり言 | Trackback | Comments(38)

どうしたら医療機関の受診につなげられるだろう

大学の先生とこんな話をした。

先生:自分の大学に発達障害の疑われる学生がいる。
    正直、学生生活を全う出来るかも疑わしい。
    将来が心配だ。

自分:医療機関への受診を勧めることは出来ないのですか?
    障害者手帳を取れれば、障害者雇用の道もあるでしょう?

先生:医療機関の受診を勧めることは難しい。
    学生が自分の言うことを素直に聞いてくれればいいが、
    勝手に障害者扱いされたと訴えられる可能性も考えられる。
    事務サイドは訴訟に大変敏感だ。

自分は何も言えなくなってしまった。
先生御自身の身を守ることも大切だからだ。

しかし、その学生の将来という意味で考えると、
自分は医療機関で早期に確定診断を受けるのが最善ではないかと思う。
先生にとっても学生にとっても良い方法で
医療機関の受診へつなげる方法はないものだろうか。

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by abcde354 | 2008-09-17 22:03 | 話題 | Trackback | Comments(48)

話し「ながら」相手の顔を見ることが出来ない2

「話し「ながら」相手の顔を見ることが出来ない」に沢山のコメント有難うございました。
当事者の方からの共感コメント、
アスペルガーで同じ悩みを持っている人がいることに大変励まされました。
定型の方からのアドバイス、
大変参考になります。どうも有難うございます。

さて、コメントの中で、定型の方数人から同じ質問を頂きました。
「とうふさんは人と会話する時にどこを見ているのか。」
答えは、「どこも見ていません。」です。
目はどこかを向いているかもしれませんが、脳には一切情報が入ってきません。
「口から言葉を発すること」や「耳から情報を得ること」に脳の働きが集中していて、
「視覚から情報を得ること」にまで至らないのです。

アスペルガーと診断を受ける前の自分は、
相手の顔から情報を得ることの重要性に気付いていませんでした。
会話中、アスペルガー脳には視覚からの情報が入ってこないわけで、
何処を見ていてもアスペルガー的には困らないのです。
しかし、SSTを受ける中で、相手の顔を見ることの重要性を学びました。
相手の顔からは沢山の情報を得られることも学びました。
そして、現在は訓練中といったところです。

アスペルガーと接する上で何らかのご参考になれば幸いです。
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by abcde354 | 2008-09-08 01:13 | 自己分析 | Trackback | Comments(15)

『図解自分の気持ちをきちんと〈伝える〉技術』 平木 典子

いつもコメント頂いている方から教えて頂いた本です。
「アサーション」という新しい世界を知ることが出来ました。
大変感謝しております。

「アサーション」とは

自他の権利を侵さない限り、自己表現してもよい

という意味だそうです。
そして、

人間は誰でもアサーションの権利を持っている、
権利を行使するもしないも自分の責任であり、
権利を行使しないからといって相手を恨んではいけない

考えてみれば当たり前のことですが、大変新鮮に感じました。

他にもこの本には気になる言葉が沢山ありました。
More以下に列挙してみたいと思います。
(Moreは、Tags:本 のすぐ上にあります。クイックしてみてください。)

図解自分の気持ちをきちんと〈伝える〉技術―人間関係がラクになる自己カウンセリングのすすめ
平木 典子

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by abcde354 | 2008-09-07 23:30 | 読書 | Trackback | Comments(3)

予定外の事件への対応

アスペルガー傾向の部下をもつ上司の方から、
予定外の事件へどう対応させればよいかと質問を頂きました。

アスペルガーは予定外の事件に大変弱いです。
フリーズしたり、パニックになったりします。

自分は数年前予定外の事件に大パニックを起こし、
お客様からクレームを頂いたことがあります。
当時は上司にもアスペルガー傾向があり、
上司と二人して頭が真っ白になってしまったのです。

現在でも予定外の事件への対応は大きな課題の一つですが、
以前よりは冷静に対応できるようになって来ました。
理由を考えてみると、以下3点があげられると思います。

①アスペルガーと診断を受け、予定外の事件に弱いと自覚したこと
②予定外の事件を経験していく中で、気持ちの持ち方を学んだこと
  具体的には、「自分でも何とかできる」と言い聞かせてから
  事件に対応し始めると上手くいくと学びました。
③予定外の事件に弱いことを周囲に理解してもらい、
  助けを求められるようになったこと
  具体的には、自分は前の上司には予想外の事件に弱いことを話していました。
  そして、パニックになると、前の上司にとにかく報告メールを書いて送っていました。
  メールそのものは支離滅裂でしたが、メールを送ることで考えがまとまり
  その後は落ち着いて対応できました。

この中から上司の方が出来ることと考えると、
まずご本人が「予定外の事件に弱い」と自覚するよう
手助けをすることではないかと思います。
アスペルガーは自分自身を客観視する力も弱いですので、
はっきり「予定外の事件に弱いね」と指摘するほうが親切です。
そして、助けを求められた時にはとにかく助けてあげてください。
自分は前の上司が支離滅裂なメールを寛大に受け止めてくださったお陰で、
前のプロジェクトを何とか乗り切ることが出来ました。

以上、拙い経験から書いてみましたが、何らかのご参考になれば幸いです。
また、自分はこうやって予定外の事件に対応している(させている)ということがあれば、
是非コメント頂ければ幸いです。
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by abcde354 | 2008-09-04 01:50 | 社会適応 | Trackback | Comments(14)

話し「ながら」相手の顔を見ることが出来ない

今日、お客様と話していてふと気付いた。
自分は、話し「ながら」相手の顔を見ることが出来ていないと。
話し終わって「一呼吸おいてから」相手の顔を見ているのだと。
だから、相手の表情の「変化」を読み取れないのだと。

前の上司は、話すと同時に相手の顔を見ていた。
「~だよね?」と言いながら、必ず相手の表情を伺っていた。
だから、相手の表情の一瞬の変化も見逃さなかった。

話しながら相手の顔をみる、どうしたら出来るようになるのだろう。
気がついたのだから、意識していくしかないのだろうか。
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by abcde354 | 2008-09-04 00:59 | 自己分析 | Trackback | Comments(6)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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