アスペルガー社会人のBlog

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『大人のアスペルガー症候群』 梅永 雄二 佐々木 正美

この本では、
アスペルガー症候群の大人によく見られる行動と
行動に対する本人の気持ちが
図や絵を多用して示されている。

一例を挙げると、
「言われた事しかやらないFさん」という事例について
「自分は指示にキチンと対応している。間違ったことはしていない。」
という本人の気持ちが示される。
更に、本人がそう思う背景として、
「悪意を持ってしていることではなく、周りを見るのが苦手なだけ。」
というアスペルガーの特性が示されている。

当事者にとっては自分の行動特性を復習する一助となり、
支援者にとっては当事者の「変な行動」の意味を知る一助になるだろう。

<追記 2008.11.3.>
狸穴猫さんがBlogでこの本を書評しておられた。
アスペルガーの特性を勉強し尽された当事者の方の意見として、
こちらも参考になると思う。
「【書籍】大人のアスペルガー症候群」(アスペルガーライフBlog)

  
大人のアスペルガー症候群 (こころライブラリー イラスト版)
梅永 雄二 佐々木 正美

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by abcde354 | 2008-10-26 01:56 | 読書 | Trackback | Comments(20)

覚悟

アスペルガーと確定診断受けてよかったと思うことの一つに、「覚悟」が出来たことがある。
コミュニケーション能力が弱い自分は「知識量勝負」で行くしかない、という覚悟だ。

特に、前のプロジェクトをやらせて頂いて、その「覚悟」は強固なものになった。
前のプロジェクトで自分が役立てたこと、それは「システムに関する知識」だった。
納得できるまでとことん突き詰めるアスペルガー得意の理解方法が、
「システムに関する完璧な知識」となって役立ったのだ。

「覚悟」が決まったことで、前のプロジェクト終了後は勉強するようになった。
平日は1~2時間、休日は10時間ほど勉強に励む時もある。
これまでの人生の中で今は最も勉強しているだろう。

「知識量勝負」で行くと決めたからには、他を圧倒する知識を持たなくてはいけない。
勉強し始めてからまだ10ヶ月。
圧倒できる知識を持てる日が来ることを信じて、毎日励んでいくしかない。
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by abcde354 | 2008-10-20 23:55 | 自己分析 | Trackback | Comments(6)

親子アスペルガー

自分の場合、両親もアスペルガーではないかと思っている。

両親は、
自分が診断受けるまで自分のアスペルガーに全く気付かなかったという。
一般人と違っているとは思えなかったともいう。
特に育てにくくなかったともいう。

何故両親はそんなことを言うのか。
両親もアスペルガーだからだろう、と自分は思っている。
更にいえば、祖父母にもアスペルガーの傾向は見られる。
恐らく自分の家系はアスペルガーの家系で、
「それが当たり前」といった感じで
アスペルガー的子育てが代々行なわれてきたのだろう。

自分は、将来が見えている年齢の両親に、
両親もアスペルガーではないか、という気持ちは全くない。
元気に仲良く老後を送ってくれればそれでいいと思っている。

ただ、子供が確定診断を受けていながら
それでもアスペルガーは自分に無関係と思い
一切勉強する気のない両親を見ていると、
未診断アスペルガーの問題は根深いものがあるように思う。
身近で気付いた人が本人に直接指摘しない限り、
アスペルガーに気付かないケースは本当に多いのではないか。
特に親子アスペルガーだったりすると、
親も我が子を「変わっている」と思っていないケースが多々あるのではないか。

そんなことを考えた今日一日だった。
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by abcde354 | 2008-10-12 20:46 | ひとり言 | Trackback | Comments(18)

電話応対

職場で引越があり、お客様と電話でお話する機会が急増することになった。

自分は、アスペルガーの音声過敏を持っているからか、電話応対が大の苦手だ。

「恐れ入りますが」や「今よろしいでしょうか」といった
相手を気遣う言葉を適切なタイミングで発することが出来ない。
相手の状況が見えない分、相手に対する一層の配慮が必要なのは理解しているが、
実際の行動では上手く出来ていない。

また、対面で話していれば図示しながら説明出来るが、電話では図示が使えない。
難しい話をする時、図示がない状況でどうしたら相手に理解してもらえるか分からない。

電話応対を上手く行なうためのコツなどありますか?
電話応対はひたすら慣れるしかないのでしょうか?
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by abcde354 | 2008-10-11 13:36 | 社会適応 | Trackback | Comments(10)

定型の皆様の評価基準は何ですか?

自分の人事考課(自分を評価してもらうための資料)
を書かねばいけないのだが、
評価者(上司)の評価基準が分からず困っている。

最近、定型の方々一般とアスペルガーである自分とでは
他者に対する評価基準が違うように思えてならないのだ。

定型である今の上司の言動をアスペルガーである自分の視点から見ると、
今の上司の評価基準は以下のようにもみえる。

<高く評価すること>
・他者と仲良くして情報を取ってくる能力
・他者を説得できる能力
(要するに、他者と交わる能力)

<あまり評価しないこと>
・資格取得
・文書やプログラムを作成する能力
・文書やプログラムから問題点を見つける能力
(要するに、個々人で行う仕事に関しての遂行能力)

少しでも評価者(上司)が評価しやすい人事考課を書きたいのだが、
定型の方々の評価基準は皆様こんなものだろうか?
今挙げた事項の他に「評価する」「評価しない」ことがあれば、
また「この見方は間違っている」というものがあれば、是非教えて頂きたい。
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by abcde354 | 2008-10-05 21:14 | 社会適応 | Trackback | Comments(18)

会社は社員を「ランク付け」する所

10月。半期に一度の人事考課の季節がやってきた。

人事考課と言われて思い出したのは前の上司の言葉だった。
「会社と言う所は社員を『ランク付け』する所なんだよ。」
考えてみれば当たり前で基本的なことなのだが、
その言葉を伺った瞬間強烈なショックを受けたのを今でも覚えている。

アスペルガーは上記に限らず、
定型が暗黙のうちに理解している事柄に気付いていないことが多い。
あるアスペルガー当事者は、
「会社は『営利団体』であり、利益を追求する場である」
ことに何年も気付いていなかったと話していた。

定型が暗黙のうちに理解している事柄をアスペルガーが気付くには
どういった努力をしていけばいいのだろうか。
前の上司のように言語化してくださる人と出会うしか方法がないのだろうか。
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by abcde354 | 2008-10-05 00:47 | 社会適応 | Trackback | Comments(4)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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