アスペルガー社会人のBlog

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アスペルガーが「トラブル」を起こさないために出来ることは何か

「対人能力という土台があって技術が活きてくる」に頂いたコメントを拝見して、
考え込んでしまった。

コメントを拝見する限りcomattaさんの同僚は、
対人関係で「トラブル」を起こすから評価が低いのだろう。
であるとすれば、対人関係が下手であっても
「トラブル」を引き起こさなければ、
評価が落ちることはないといえる。

自分の場合には「トラブル」の未然防止策として、
直接的に対話する人間を最小限にするよう心がけてきた。
前のプロジェクトであれば直接的に話すのは前の上司だけで、
他の人とは前の上司というフィルターを通じて接触するように心がけた。
その結果、プロジェクトは上手く回り、表彰まで受けた。
もちろん、トラブルは全く起きなかったし、自分の評価も良かった。

ただ、今の上司に前のプロジェクトのやり方は通用しないようだ。
最近の今の上司の発言を聞いていると、
「もっと自分で他者に話しかけて自力で問題解決しろ」
と言われているような気がしてならない。
今の上司にフィルターの役割を期待するのは間違っているようだ。

アスペルガーの対人関係「トラブル」未然防止策として、
いつでも、誰でも、どこでも、使えるものはないものだろうか。
何かあるような気がするのだが、パッと思い浮かばない。
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by abcde354 | 2010-01-30 01:16 | 社会適応 | Trackback | Comments(24)

対人能力という土台があって技術が活きてくる

先日もご紹介した「職場を生き抜け」だが、
今週の連載は、「【第100回】読者のコメントにお答えします!」だった。
そこで、以下の文章に出会った。

私は(コミュニケーション力と専門スキルは)
両論ではなく、2階層の考えです。
コミュニケーション力が1階層、専門スキルが2階層という認識です。

会社員は2階層目の上の部分に力を注いでも、
1階層目がぐらぐらしていると、ほとんどうまくいきません。
上司は、1階層目のところに目をつけて低い評価をつけていくことは
十分に可能だからです。



この文章には大変合点がいった。

2009年前期、自分は評価が良くなかった。
自分はその時期に、
業界で最高峰といわれる試験に合格していた。
しかし評価は「普通」だった。
理由は「マネジメント能力に欠ける」から。
まさに、対人能力という1階層目に着目して低い評価をつけたという訳だ。


また、今回の連載にはこのような文章もあった。

会社という組織では、上司を始めとした一部の人たちにより、
職務遂行能力が高い人でも
その力が発揮できないように仕掛けることが可能なのです。
例えば、営業部で言えば、
契約が取れやすいエリアとそうでないところがあるはず。
上司から様々な意味で高い評価を受ければ、
契約が取れやすい、いわば「おいしい仕事」も回ってきます。
それは、上司の心次第。つまりは、1階層の力です。


そう、上司の心次第で全てが決まってしまうのだ。
いくら技術が高い人間であっても、
①上司から不得手な仕事を与えられる
②不得手な仕事のため、仕事で結果を出せない
③結果を出せないため、評価が下がる
という循環をおこすことは、
上司の心次第でいくらでも可能なのだ。


今回の連載から考えると、アスペルガーは
対人関係という土台部分にハンデを背負っていることになる。
土台部分でのハンデがある人間が
生き抜くために残された道はどういう道があるのだろうか。
細く狭いであろうその残された道は何か、
皆様と一緒に模索していきたい。
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by abcde354 | 2010-01-28 00:13 | 社会適応 | Trackback | Comments(12)

大概のことはGoogleが教えてくれる

仕事で使っている製品に問題が発生したため、
Google検索で解決策を調べていた。

自分はその製品の専門家でもないし、
その製品に関する調査は自分の仕事でもない。
ただ、製品調査をお願いした部署が忙しくしていて、
自分には調査結果を待っている時間がなかったので、
自力で解決しようと調べていただけのことだ。

結果、時間はかかったが、9割方の問題は解決できた。
Web上に問題に対する解決策が出ていたわけだ。

いまや、大概のことはGoogleが教えてくれると実感した。
素人の自分が専門家と同じ結論を出せてしまったのだから。


では、そういう時代において、
アスペルガーが社会に提供できる価値は何なのだろうか。
アスペルガーは「知識」を「暗記」するのは得意な人も多いが、
「知識」そのものが「価値」になる時代は
終焉を迎えているような気がしてならない。
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by abcde354 | 2010-01-24 10:51 | 社会適応 | Trackback(1) | Comments(14)

特殊な知識や技術を身につけることより大切なこと2

「特殊な知識や技術を身につけることより大切なこと」に対して
沢山のコメント有難うございました。

コメント拝見した後、
もう一度「職場を生き抜け」を読み直して気がついたことがあります。
記事の言いたいことは、以下ではないかと感じたのです。

「トップマネジメント層以外はアウトソーシングされる時代が来る。
アウトソーシング先は、海外であったり、派遣やパートさんであったりする。
従って、トップマネジメント層に入れない限り、それなりの給与を得ることは難しい。」

トップマネジメント層に入るのが定型以上に難しいアスペルガーにとって、
生活できるだけの給与をどうやって得ていけばいいのか、
危機感を持って早急に考える必要を改めて感じずにはいられませんでした。

皆様からのコメント、大変ためになりました。どうも有り難うございました。
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by abcde354 | 2010-01-17 23:23 | 社会適応 | Trackback | Comments(10)

特殊な知識や技術を身につけることより大切なこと

日経ビジネスアソシエオンラインに「職場を生き抜け」という連載がある。
いつも楽しみにしている連載なのだが、
今週のお題は「特殊な知識や技術を身につけることより大切なこと」だった。

連載の内容を簡単に要約すると以下のようになる。

特殊な知識や技術を身につけることよりも、
周囲と上手く関わる能力を身につけるほうが大切である。
特殊技能習得への偏重は、キャリアリスクを拡大しかねない


自分の体感を上手く言語化してくださっていて、大変納得できた。
アスペルガーにとって
「周囲と上手く関わる能力」の習得には大変な労力が必要だが、
真っ向から取り組まなければいけない問題だと痛切に感じた。

詳細は連載を御覧ください。
「職場を生き抜け」より「特殊な知識や技術を身につけることより大切なこと」
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by abcde354 | 2010-01-14 23:58 | 社会適応 | Trackback | Comments(8)

アスペルガーとブログは相性が良い

「アスペルガー症候群を知っていますか?」を久々に読み返していて、
アスペルガーとブログは相性が良いことに気づいた。
というのは、ブログであれば、
アスペルガーが自分の興味関心を心ゆくまで書いても
他人の迷惑になりにくいからだ。

アスペルガーは自分の関心のあることを、
相手の興味おかまいなしに一方通行で話してしまう傾向がある。
複数の事を同時に出来ないため、
話しながら相手の表情をモニターするのが大変難しいからだ。
ただその結果として、話し相手に迷惑をかけることになる。

しかし、ブログであれば、
アスペルガーが自分の興味関心を好きなだけ書いたとして、
読者は興味関心がなければ流し読みするだけだろう。
読者の時間を取ってしまうことも少ない。

アスペルガー当事者の皆さん、
自分の興味関心をブログで発信してみたらどうだろう。
ブログならば他者に迷惑をかけず心ゆくまで発信出来るし、
もし同じ興味をもつ人から反応があれば嬉しいことではないか。
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by abcde354 | 2010-01-11 00:07 | 社会適応 | Trackback | Comments(8)

いつまでもプレーヤーではいられない

キャリアパスについて人と話していたところ、こんなことを言われた。

40歳でプロサッカー選手を出来ている人はほとんどいない。
多くが、監督やコーチ、解説者になって生計を立てている。
IT技術者にもプロサッカー選手と同じ事がいえるのではないか。
いつまでも"技術者であること"に固執していると、
生計が立てられなくなるのではないか。


自分の悩みはこれだったのか!と思った。

アスペルガーにマネジメントは向かないので避けたほうがいい、
と自分は主治医やソーシャルワーカーから言われている。
恐らく主治医やソーシャルワーカーの言うことは正しいだろう。
何故ならば、自社のアスペルガー傾向を感じるマネージャーは
ことごとくマネジメントが下手だからだ。

しかし、いつまでも技術者として第一線で仕事し続けるのは不可能だ。
最近も技術の勉強をしているが、新入社員の頃より覚えが悪い。
最新動向についていけなくなるのも時間の問題だろう。

技術者でいられなくなったアスペルガーは、
何によって生計を立てていけばいいのだろうか。
技術者でもマネージャーでもなく、
年齢を重ねていても出来る職種とは、
どういうものがあるのだろう。
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by abcde354 | 2010-01-09 22:14 | 社会適応 | Trackback | Comments(4)

フィードバック分析により自分の強みがわかる

「キャリアパス」を考えるには自らの強みを知ることが不可欠だが、
今日P.F.ドラッカーの『プロフェッショナルの条件』の中で
このような文章に出会った。

自らの強みを知る方法は一つしかない。
フィードバック分析である。
何かをすることに決めたならば、
何を期待するかをただちに書き留めておく。
9ヵ月後、1年後に、その期待と実際の結果を照合する。


たまたま1年半前に立てた目標があったので、
その目標と結果とを照合してみた。
なるほど、自分の強みがおぼろげながら見えてきた。

「一人で出来ること」は全て達成していた。資格取得など。
「Webを使って周囲に働きかけること」も出来ていた。
ブログのアクセス数増加など。
「対話の中で周囲に働きかけること」はことごとく失敗していた。
異動願いを出していたのだが、周囲を説得できなかった。

アスペルガーは定型以上に強みと弱みがはっきりしているため、
自らの強みを発見することは大変重要だ。
自分は今後もフィードバック分析を行ない、
自らの強みを発見していきたいと思った。

ちなみに、P.F.ドラッカーは20世紀最も影響力を与えた思想家である。
時代を捉える的確さに、強い感動を覚えた。
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by abcde354 | 2010-01-05 23:24 | 社会適応 | Trackback | Comments(2)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
2010年元旦、いかがお過ごしになられたでしょうか。

今年は、アスペルガーの「キャリアパス」が主要テーマになりそうです。
対人関係に難がありマネジメントに不向きなアスペルガーは
どのような「キャリアパス」を通じて社会貢献していけばいいのか、
多くの方々と対話しながら模索していけたら良いと思っています。

今年も引き続きご支援のほど、よろしくお願い致します。
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by abcde354 | 2010-01-01 23:49 | ひとり言 | Trackback | Comments(16)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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