アスペルガー社会人のBlog

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「落としどころ」のつかみ方2

「『落としどころ』のつかみ方」に沢山のアドバイス有難うございました。

その後、勤務体制を決めるようお客様から急かされました。

とうふ:「勤務体制を決めるように急かされたのだけれど、どうしよう?」
同僚:「この前の案をそのまま出せばいいんじゃないですか?」

とのことで、あっさり決まりました。
同僚にとっては機が熟していなかっただけなのかもしれません。

ただ、同僚の言葉には投げやりな感じもしないでもありません。
同僚は定型中の定型で、話好きです。
同僚に対して自分が誤った非言語のシグナルを与えているか、
同僚の非言語のシグナルを自分が捉えられていないか、で
自分は同僚の重要感を満たせていないのかもしれないと思いました。

どうしたら非言語のシグナルを捉えられるようになるのか、
自分にとっては重い課題になり続けそうです。
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by abcde354 | 2010-03-28 23:48 | 社会適応 | Trackback | Comments(6)

資格はアスペルガーの身を助けるか3

「資格はアスペルガーの身を助けるか」
「資格はアスペルガーの身を助けるか2」
について、1年前に多くのコメントを頂きました。
その節は本当に有難うございました。

この記事を投稿した後、自分は、業界最高峰の資格試験に合格しました。
合格から半年、資格はアスペルガーの身を助けるか観察してまいりましたが
・資格という称号は何の役にも立たない
・資格取得の為に勉強した知識は実務に役立っている
というのが、現在の印象です。

資格を取得したことで評価があがることはありませんでした。
しかし、隣のチームの話についていけるようになりました。
資格取得勉強で暗記した用語が話の中に頻出するからです。
隣のチームの話に加われることで、
自分の知識は広がりを見せるようになってきました。

自分が極めたい領域の基礎知識を学ぶ意味で
資格取得勉強の果たす役割は大きいと感じています。
基礎知識の定着率を確かめるために、
今後も資格取得に取り組んでいきたいと考えている所です。
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by abcde354 | 2010-03-27 00:08 | 社会適応 | Trackback | Comments(2)

「落としどころ」のつかみ方

数日間連続でシステム監視する必要が出てきたため、
定型の同僚と臨時勤務体制について話し合っていた。

その話し合いの最後で同僚に言われたのが以下だった。
「まだ監視の日までに時間があるので、追々決めていきましょう。」
同僚は、とうふが提示した案いずれもに納得していないのだろう。
しかし、とうふは話し合いの中で「落としどころ」が全くつかめなかった。
同僚が言葉にしたことは案の中に反映していったつもりだったからだ。


そもそも自分が「落としどころ」という言葉を知ったのは数年前のことだが、
初めて聞いたときの衝撃を今でも鮮明に覚えている。
話し合いというアスペルガーな自分にとって無意味に思える時間は
「落としどころ」を探るためにあったのだと理解したからだった。

しかし、「落としどころ」という言葉を知っても
「落としどころ」を掴むのは大変難しいと今日改めて思い知った。
「落としどころ」を掴むには言葉を聞き取るだけでは不十分なようだからだ。


さて、数日中に同僚も納得出来る勤務体制案を作らなければいけない。
「落としどころ」はどこにあるのだろうか。
「落としどころ」を掴むために皆様が気をつけておられることがあったら、
是非コメント頂ければ嬉しい。
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by abcde354 | 2010-03-17 22:50 | 社会適応 | Trackback | Comments(17)

アスペルガーのチームでの使い方2~ポジション2~

「アスペルガーのチームでの使い方~ポジション~」
に頂いたコメントを拝見して気がついたことがあった。

前のプロジェクトで自分が仕事しやすかったのは、
「前の上司とのみ連携すればよい状況」だったからだとずっと思ってきた。
しかし、それは原因の一つに過ぎなかった。
「全体を俯瞰出来る立場にいて、見通しがつけやすかった」
ことも大きな要因だったのだと分かった。

「上司とのみ連携すればよい」状況は新人時代もそうだった。
しかし、その頃は常に不安がつきまとっていた。
部分しか見えず見通しが立たない状況であったからだろう。

一方、前のプロジェクトで自分は不思議なくらい不安にならなかった。
当時、「前の上司と同僚Aの会話」から自分はチーム状況を俯瞰出来た。
また、前の上司はプロジェクト状況について常に教えてくださった。
前の上司は、お客様調整や社内調整についても
結果だけでなく経過を含めて逐次教えてくださっていた。

「見通し」はアスペルガーのポジションを考える上でも
大変重要なキーワードになりそうだ。
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by abcde354 | 2010-03-14 23:39 | 社会適応 | Trackback | Comments(8)

アスペルガーのチームでの使い方~ポジション~

出来不出来の差が激しいアスペルガーは、
チームのどのポジションに位置づけるかで貢献度が全く変わってくる。

自分自身が能力発揮でき、チームとしての評価も高かったのは、
前のプロジェクトの一時期だった。
以下がその時期のプロジェクト構成だ。

前の上司
  |____とうふ
  |
 同僚A
  |____
  |      |
 同僚B・・・ 同僚C・・・

その時期は同僚Aがプロジェクト内部の取りまとめを行なっていた。
同僚Aは同僚B,Cらの質問を取りまとめ、前の上司に回答を求めてきた。
同僚Aは同僚B,Cらの進捗管理も行ない、前の上司に報告していた。

そして、対外的業務は前の上司が全て行なっていた。
お客様や社内他部署との調整は、前の上司の仕事だった。

では、その時期自分は何をしていたかと言うと、
前の上司の仕事の一部を代わりに行なっていた。
同僚Aからの質問に回答したり、あがってくる成果物の検証を行なっていた。

アスペルガーな自分がその時期能力発揮できた理由は
「前の上司とのみ連携すればよい仕事だったので、気兼ねなく仕事出来た」
ことが挙げられると思う。
その時期、自分は基本的に前の上司としか会話していない。
前の上司と同僚Aとの会話は常に聞いていたが、口を挟むことはなかった。

もうすぐ新年度、プロジェクト構成の変わるチームも多いことだろう。
アスペルガーの処遇に悩む上司の皆様にご参考になればと思った。
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by abcde354 | 2010-03-13 23:45 | 社会適応 | Trackback | Comments(4)

アスペルガーの安心感の一要因は的確な状況把握

同僚Aが「仕事がない」とぼやいていた。
同僚Bが忙しそうにしていたので「Aさんに手伝ってもらったら?」と提案した所、
同僚Bは「リーダー(=今の上司)に相談する」と言って相談しに行った。
そうした所、リーダーは一言、「今、空いている人いないでしょ?」
同僚Bは何も言えなくなってしまった。

このような出来事があって思い出したことがあった。
前のプロジェクトで終電帰りをしていた時期、
自分は仕事が終わらなくて自宅に持ち帰ったことがあった。
勿論、誰にも分からぬように持ち帰ったつもりだった。
しかし持ち帰った翌日、前の上司からこんなことを言われた。
「家で提案を作ってきたのだよね?」

自分は大変驚いた。と同時に
ここまで的確に状況を把握してくださっているのならば、
前の上司は自分が危ない方向に行きそうになった時でも
適時に方向転換してくれると思ったものだった。


前のプロジェクトで自分は大変安心感をもって仕事できたが、
安心感の要因の一つはリーダーの的確な状況把握だったのだと気づいた。
アスペルガーの上司・同僚の皆様には、
是非的確な状況把握をお願いしたい。
的確な状況把握に基づくアスペルガーな部下の安心感は
アスペルガーの能力を生かす道につながるだろう。
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by abcde354 | 2010-03-11 23:24 | 社会適応 | Trackback | Comments(14)

2つ先の仕事まで割り当てておく~アスペルガーへの仕事の振り方~

今日は午前中に割り当てられた仕事が終わってしまった。
どうしようかなと思いつつ一応上司に声をかけたところ、
「そうだよね、空く頃だと思ってた。」とのことで、次の仕事がやってきた。

前の上司の時は「空く」ことがなかったと考えていて、思い出した。
前の上司は常に2つ先の仕事まで割り当ててくださっていたのだ。
「Aが終わったらB、Bが終わったらCをやっておくように。」といった具合だ。
Aが終わったら当然報告をする。
そうすると、Cの次はD、との指示を頂いていた。

アスペルガーな自分は、
2つ先の仕事まで分かっている状態だと見通しがつき、
精神的に大変安定して仕事を出来た。
そして、精神の安定は当然良い成果をもたらした。
前のプロジェクトは今の上司に言わせれば
「奇跡的にまで上手くいったプロジェクト」なのだそうだ。

ちなみに、前の上司は部下である自分を空けることはなかったと同時に、
「部下になった人には常に仕事を割り当てておかねばいけない」とも教えてくださった。
仕事を割り当てていない状態は最もモチベーションが落ちるからそうだ。

「常に2つ先の仕事まで割り当て見通しを立てやすくする」というスキル、
アスペルガーと付き合う上司・同僚の方にご参考になれば嬉しい。
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by abcde354 | 2010-03-08 22:15 | 社会適応 | Trackback | Comments(6)

「他者の為に生きる」という決意2

「『他者の為に生きる』という決意」に頂いたコメントに、
大変重要なことだと思うものがあった。

アスペルガーに欠けているのは、、「他者の為に」行った行為が、
本当にその人の役に立つものなのか?という自省、評価するシステムだと思います。

定型の方は、相手の喜んでいる表情などから、
評価・自省のシステムが幼い時から自ずから作られ発達していると思いますが、
ASは表情などから感情の感受が極めて下手ですから、
意識的に発達させて、作動させる事が肝要だと思います。

上手く作動させないと、善意の押し売り、ありがた迷惑になりかねない。


全くの同感だった。

現在、自分は「ありがた迷惑」の行為を行なわないように、
指示された事以外は行なわないように気をつけている。
そして、指示された事以上の事を行いたくなってしまった時には、
他者に必ず相談してから行動にうつすようにしている。
必ず相談という行為は、仕事でもプライベートでも同じだ。

ただ、資格取得といった自分の中で完結する事については
誰にも相談することなく行なっている。
現在、自分が資格取得の勉強を行なっているのは、
「前のプロジェクトでお世話になった方々にいつか恩返ししたい、
その為の形に残る基礎勉強として資格を取りたい」
という動機があるからだ。
この動機については、公言しなければ誰の迷惑にもならないと思うので、
静かに自分のモチベーション維持に使っている。

アスペルガーは「ありがた迷惑」の行為を行わないように
細心の注意を払っていかなければいけない。
「他者の為に生きる」という決意は、
あくまで自分の心の中だけで行なわなければいけないと感じている。
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by abcde354 | 2010-03-07 21:55 | 社会適応 | Trackback | Comments(5)

「他者の為に生きる」という決意

kyotoさんの「他者のために生きる~発達障害の方向」を拝読して大変共感した。
自分も「他者の為に生きよう」と思って思わぬ力を発揮できた時があったからだ。


それは、前のプロジェクトの終了直前の時期だった。

前のプロジェクトの最後の頃、自分は一人で仕事していた。
・前の上司も身近にはいない、完全な一人プロジェクト
・不具合が見つかり連日23時まで残業
・お客様に電話で呼ばれて初めて打合せのメールが来ていたことに気づく
といった具合で、心身ともに限界への挑戦といった感じだった。

しかし、その時期自分は大変充実していた。
しかも、結果システムは奇跡的にミスなく本番稼動した。
そして、本番稼動して2年過ぎた今でもシステムから大きな障害は出ていない。


心身ともにギリギリの状態だったにも関わらず、
充実してミスなく仕事を終えられた原因を考えた時、
真っ先に思いついた理由が「他者の為に生きる」だった。

当時、一人で仕事をしながら常に頭の中にあったのは
プロジェクトでお世話になった方々のことだった。
前の上司は当然の事として、
一緒に仕事をしてくださったメンバーの方々、
心配して時々様子を見に来てくださった前の上司の上司、
初出張で何も分からぬ自分達を導いてくださった支社の皆様、
いつも質問に丁寧に答えてくださったお客様、
そういった方々への感謝の気持ちが自然と湧き出ていた。
プロジェクト開始からの日々が走馬灯のように思い出され、
お世話になった皆様の為に
最後絶対きちんと仕事を終わらせるのだと決意していた。

その結果が、障害のないシステムの完成だった。


人間関係では辛い経験が多いアスペルガーだが、
人生で一人位はお世話になった方がいるのではないだろうか。
「そのお世話になった方の為に生きる」と決意した時、
アスペルガーの人生は好転し出すような気がしている。
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by abcde354 | 2010-03-05 01:42 | 社会適応 | Trackback | Comments(8)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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