アスペルガー社会人のBlog

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バランス感覚がない

上司に以下の指摘を受けた。

「お前はバランス感覚ががない。
同僚からの質問をシャットアウトしてもよいと言ったら、
全ての質問をシャットアウトするだろう。
障害対応のような優先度の高い質問は受けてほしい。
そういう所のバランス感覚がない。」


おっしゃるとおり。
アスペルガーはその脳の特性のために融通が利かないのです。
定型並みにバランス感覚が発達することはないので、
そういうものとして使ってほしいのですが?

本音ではそう言い返したかったが
火に油を注いでもしようがないと思い、静かにしておいた。


しかし、アスペルガーがバランス感覚を養う方法はあるのだろうか。
上司がいうバランス感覚を分解してみると
・視野を広くもって
・瞬時に優先順位をつけて
・融通を利かせて
というところなのだろうが、
アスペルガーにとっては難問ばかりだ。
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by abcde354 | 2011-07-24 13:09 | 自己分析 | Trackback | Comments(10)

アスペルガーは、「狭き門より、入れ。」を肝に銘じていきたい

職場の先輩の子供さんが小学校3年生だと伺ってドキッとした。
自分が小学校3年生の時のことを思い出したからだ。

自分は小学校3年生当時選択を迫られていた。
音楽の道に進むか、中学受験をするか。

自分は音楽よりも幅広い可能性を感じた中学受験を選択する。
そして中学受験では第一志望に合格するのだが、
その選択は聖書でいう「滅びにいたる大きな門」
に入ってしまっただけでは?と今では考えている。

何故なら自分はアスペルガーだったからだ。

アスペルガーゆえの社会性の欠如は
実業界よりは音楽の世界のほうがハンディとなりにくかっただろう。
アスペルガーゆえの聴覚優位な特性も音楽であれば生かせただろう。
自分は独り言が多くて薬で抑えている状況だが、
音楽をやっている時は不思議と独り言が出なかった。

そして、何より音楽では自分を自然に表現することが出来た。
今は訓練のお陰で言葉でも多少は自己表現出来るようになったが、
それでもまだ全然音楽に比べたら表現が拙い。
『降りていく生き方―「べてるの家」が歩む、もうひとつの道』
でも取り上げられていたが、
自己表現が出来ない状況は爆発を引き起こしてしまう。
音楽、特に合奏での対話は、爆発を防ぐ効果もあった気がする。

「狭き門より、入れ。
滅びにいたる門は大きく、その道は広い。
そして、そこから入っていくものが多い。
命にいたる門は狭く、その道は細い。
そして、それを見出すものは少ない」
(マタイによる福音書第七章)

アスペルガーは特にこの言葉を肝に銘じて
日々決断していく必要があるのだろうと思っている。
そして、今からでも見出すことのできる命にいたる狭き門を
自分は日々探し続けている。
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by abcde354 | 2011-07-19 01:41 | ひとり言 | Trackback | Comments(11)

1円単位で精算してしまう

アスペルガーの友人数人とファミレスへ食事に行った。
その際、一括会計にしてほしいと言われて自分が全額を支払ったのだが、
その後、各自の食べた金額を1円単位で精算してしまった。

1円単位で精算する、アスペルガーのこだわりが出てしまったなと思った。
おそらく定型であれば、100円単位でなんとなく精算して終了だろう。

アスペルガーの友人たちは
これですっきり帰れますね、と大目にみてくれたが、
定型に同じことをやらないように気を付けたい。
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by abcde354 | 2011-07-17 21:40 | 自己分析 | Trackback | Comments(4)

自分の時間を確保する工夫はありませんか

今日は自分の時間を確保できず、
書類を1頁も書くことが出来なかった。

現在、自分の時間を確保できない原因は3つある。
1.同僚からの対面での質問
2.お客様からのお電話
3.本社からのメールでの問合せ

他者の仕事を止めてはいけないという思いが強くて、
質問や電話やメールが来ると優先して片付けようとしてしまうのだ。

自閉症の子供さんと鬱の奥様をお世話しながら
東レの取締役まで勤められた佐々木常夫さんの
『部下を定時に帰す仕事術』には、
「私はかつて、集中して書類や本を読むため
社外に用事があることにして、自宅で作業したものです」
という一文がある。

佐々木さんはそこまでして時間の確保をされていたのかと思うと、
自分はまだまだ甘いと思う。
自宅作業するには有休使うしかない現在の立場でも、
会議室がいつも埋まっている環境でも、
セキュリティ上書類を外に持ち出せない環境でも、
他者の作業を止めずに
まだ出来ることはあるのではないかと思っている。

皆様の、自分の時間を確保する工夫を教えて頂けませんか。
どうかよろしくお願い致します。
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by abcde354 | 2011-07-13 01:15 | 社会適応 | Trackback | Comments(5)

アスペルガーっぽい先輩は、要領が悪いのか、部下思いなのか

アスペルガーっぽい先輩がリーダーをやっているチームに用事があり、
業後かなり遅い時間にそのチームの執務室へお邪魔した。

その際、執務室に3人残っているとのことだったので
コンビニで4種類のゼリーを買って持っていった。
差し入れのつもりだった。

執務室には聞いていたとおり、
チームリーダーである先輩とチームメンバー2人が残っていた。
そこで先輩のところにゼリーを持っていってどうぞと申しあげると、
「お菓子だったら遠慮なく食べてしまうよ!
(中身を見て・・・)まず向こう(=メンバー)に選んでもらって。
自分は余りでいいから。」
と先輩は言った。

自分は、アスペルガーっぽい先輩の言葉に違和感を感じた。
定型な今の上司であれば、まず自分が最初に選んでしまうからだ。
アスペルガーっぽい先輩は要領が悪いのか、部下思いなのか、
自分には判断がつかなかった。


ちなみに、先輩もメンバーも遠慮なく食べてくれた。
お節介をしているか?と半分冷や冷やしていたので、本当に嬉しかった。
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by abcde354 | 2011-07-09 23:00 | ひとり言 | Trackback | Comments(6)

アスペルガーと定型はサポートの必要な分野が違うだけでは?

「アスペルガーにとって勤務しやすい職場」へのコメントを拝見していて、
疑問に思った事があった。

アスペルガーはサポートが必要だから、
サポートが必要な面倒な人は誰も採用したがらない、
といった前提の元に皆様議論されていたように感じたが、
では、定型が全てにおいてサポート不要なのだろうか?と。

何故なら、自分は今、仕事のある特定の分野においては
チーム内部で最も詳しい人間となっている。
結果として、その分野の仕事があった時には、
自分が定型にその分野の概要を説明し、疑問点を解消する役割を担っている。
この「説明」や「疑問に答える」といった行為は、サポートとは違うのだろうか?と。

自分は"ある特定の分野"について誰かに教えを受けて詳しくなったのではない。
自力でソースを解析してドキュメントを起こし、その分野で行なわれている事を把握した。
しかし、どうも定型は、自力でのソース解析といった作業が苦手のようだ。
もっと説明してほしい、と要求されることが多い。

アスペルガーと定型とではサポートの必要な分野が違うだけで、
サポートが必要なことには変わりないのでは?と自分は思っているのだが、
皆様はどう思われているのか、是非お伺いしたい。
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by abcde354 | 2011-07-02 23:06 | 社会適応 | Trackback | Comments(12)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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