アスペルガー社会人のBlog

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アスペルガー、それでもマネジメントを覚えるべきなのか

一般就労の転職エージェントの方とお会いしてきた。
給与を上げる方法を単刀直入に伺ったところ、
「マネジメントが出来るようになること」とのお話だった。

実は、同じことを数ヶ月前に社内の上役からも聞いた。
「マネジメントが出来ないと中途半端で終わってしまうよ、
マネジメントも技術の一種なのだから覚えなさい」

自分がアスペルガーでなければ
アドバイスに従って淡々とマネジメントを覚えるだろう。
自分自身今のキャリアには限界を感じており
転換していかなければいけないと感じているからだ。

しかし、自分はアスペルガーであって
対人関係の基礎的能力に欠けている。
それでもなお、マネジメントを覚えるべきなのか迷っている。

ちなみに技術(インフラ系)で勝負するのであれば、
その分野で日本一の技術者といわれる位にならなければ
給与は年齢とともに下がる一方だろうとエージェントの方には言われた。
『10年後に食える仕事、食えない仕事』にも技術(インフラ系)の仕事は
「重力の世界、よくて無国籍ジャンル」と書かれていたから
幼少期から技術に親しんで業界内で有名になっていればともかく、
これから有名人を目指すには遅い世界だろうと感じた。

アスペルガーでマネジメントの世界で成功している方はいるのだろうか。
そういう方がもしいらっしゃったらコメント頂けたら嬉しい。
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by abcde354 | 2012-04-30 17:23 | 社会適応 | Trackback | Comments(3)

『10年後に食える仕事、食えない仕事』 渡邉 正裕

本書は、人口動態から10年後に日本人が食べていける仕事を予測している。

日本の人口が1億人を割るのは2046年で
あと30年は日本の国内に1億の市場があることを踏まえて、
職業を4つに類型化している。

1.重力の世界
 グローバルの最低賃金に収斂されていく(プログラマーなど)
2.無国籍ジャンル
 世界70億人との仁義なき戦い、超成果主義(芸術家、プロスポーツ選手など)
3.ジャパンプレミアム
 日本人ならではのサービスマインド、チームスピリットを活かす(旅館の女将など)
4.グローカル
 日本市場向けの高度専門職
 高度な日本語と日本での人的ネットワークを活かす(弁護士、医師など)

そして日本人は一刻も早く「重力の世界」から抜け出し、
「ジャパンプレミアム」か「グローカル」を目指すべきだと主張する。
(自信があれば「無国籍ジャンル」を目指しても良いと主張する)

本書が最近の流行と一線を画しているのは、
グローバル化が進んでも日本市場向け仕事は残り続けると
人口動態から予測していることである。
帰国子女でもないし、留学経験もない、といった普通の人間でも
生き残る道があることを示している。

ただ、アスペルガーな自分にとって厳しいと思ったのは、
「ジャパンプレミアム」「グローカル」ともに
日本人相手にサービスすることで生業を立てていく職業だということだ。
あうんの呼吸、心を読む、顔色から判断する、といった
対人関係の基礎的能力に欠けるアスペルガーでも出来る
日本人相手のサービスとは何か?と考えずにはいられなかった。

10年後に食える仕事、食えない仕事
渡邉 正裕

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東洋経済新報社 2012-02-03
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by abcde354 | 2012-04-29 15:01 | 読書 | Trackback | Comments(5)

コミュニケーションが良ければ、アスペルガーでも心折れずに職責を全う出来る

前の上司にお話を伺う機会があった。
そこで、一緒に仕事した際に気をつけたことを伺ったところ、
「コミュニケーションを多めにとること」との回答を頂いた。

あの時は22時定時、業後も土日も自宅で勉強という日々だった。
にも関わらずアスペルガーの自分が心折れずに職責を全う出来たのは
コミュニケーションが良かったからなのか、と気づかされた。

一緒に仕事しはじめた当初、
前の上司と自分はコミュニケーション(特に口頭での会話)
が全く成立していなかった。
定型であれば5分もあれば説明できることを
1時間2時間かけて説明することが日常茶飯事だった。
認識相違もよくあることで「認識相違」なる記事まで書いたほどだ。

それでも前の上司は本当に忍耐強く、自分の説明を聞いてくださった。
徐々に、1時間の説明は、30分になり、5分になり、電話でも済むようになった。

一緒に仕事させて頂いたのは2007年だから5年前だ。
もはや美しい思い出になってしまう5年という歳月が経ってなお
「多めに」という表現を使われたということは、
前の上司も自分とのコミュニケーションが相当大変だったのだろうと思う。

ただ、忍耐強く話を聞いてくださったお陰で、
自分は心折れないばかりか最後までモチベーションを高く保つことが出来た。
前の上司と離れると決まった際には
「上司への思いを抑えきれなくて綴ってみる」という記事すら書いている。
(結局ノートは4冊になったのだが、今でもそのノートは時々見返している)

他者に興味関心の薄いアスペルガーの心を支えていたのが
他者とのコミュニケーションだったというのは何とも皮肉な話だが、
それが現実というものだろう。
アスペルガーはコミュニケーションを直視し、
周囲とのストレスのないコミュニケーション方法を日々模索していく必要がある、
と感じずにはいられなかった。
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by abcde354 | 2012-04-25 01:53 | 社会適応 | Trackback | Comments(1)

頼まれごとをすっぽり忘れてしまう

最近、頼まれごとをすっかり忘れて催促される、という事が続いてしまっている。

家族に言わせれば、頼まれごとを忘れるのは幼少期からしばしばあったそうだ。
恐らくアスペルガーの短期記憶の弱さが出てしまっているのだろう。

ただ、仕事で頼まれごとを忘れてしまうと致命的である。
そのため、
・頼まれた瞬間に付箋に書く
・スマホのリマインダーに登録する
といった工夫をはじめている。

しかし、廊下ですれ違いざまといった
記録する物を持ち歩いていない時に頼まれる場合に
工夫が出来ずにいる。

忘れないための工夫、皆様はどうしていらっしゃいますか。
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by abcde354 | 2012-04-22 02:23 | 自己分析 | Trackback | Comments(7)

ワールドビジネスサテライト「アスペルガーの就労支援」

お知らせです。
4月5日に放送されたテレビ東京系列「ワールドビジネスサテライト」の
特集「アスペルガーの就労支援」の動画がUpされました。

Kaien鈴木慶太社長の
「得手不得手が分かって企業に行くと、失敗を回避でき得意を出せる」
「企業はきちんとした上司、管理者を育てることが重要」
という言葉が大変印象的です。

アスペルガーの就労にご興味をお持ちの方、是非一度ご覧ください。

「アスペルガーの就労支援」
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by abcde354 | 2012-04-13 23:28 | 話題 | Trackback | Comments(1)

仕事の大前提は健康な肉体

最近、めまい、吐き気、腰痛といった症状に悩まされている。
1年ほど前から出現しはじめた症状で、
最初は仕事が忙しすぎるからだろうと思っていたが、
ここ数週間落ち着いているにもかかわらず症状が治まらない。
それどころか数日前から腰痛で立ち姿勢に困難をきたしている。

今、腰痛は整形外科で処方して頂いた薬で痛み止めをしている状態だが、
今回の件で分かったのは
「仕事の大前提として健康な肉体が必要」ということだ。
腰痛が悪化してから仕事が日常の50%くらいしか進まない。
半年前から業後の勉強も全く集中力がない。
業後の勉強が捗らないから資格も取れない。
とにかく健康な肉体がなければ何も出来ないということを
今回の腰痛で痛切に感じずにはいられなかった。

今勉強したいことは山ほどあるが、まず体力の回復に専念したいと思う。
そして、アスペルガーは肉体の健康を保つのが難しいが、
肉体の健康を保てなければ仕事は難しいことを再認識し、
健康な肉体づくりに励んで頂ければと思わずにいられなかった。
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by abcde354 | 2012-04-10 20:48 | 自己分析 | Trackback | Comments(2)

新しいことを始める前には入念な準備をしたほうが良い

今日スマホへ機種変更手続をしてきた。

機種変更は半年前から考えていたことだったのだが、
準備不足と感じてこれまで避けてきた。
ショップや家電量販店に10回以上足を運び、
スマホユーザーの方を捕まえてはアドバイス頂き、
わからない用語が出てきたらネットで調べ、
とやっていたら、
十分に理解出来るまでに半年の歳月が経ってしまった。

しかし、それだけの時間をかけて良かったと思った。
何故ならば今、あまり抵抗なくスマホを使えている。
アスペルガーである故、
新しい事へ慣れるまで人三倍の時間がかかる自分にとって
抵抗なく使えているというのは夢のようなことだ。

新しい事を始める前には入念な準備をすること、
今後も心がけていきたいと思った。
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by abcde354 | 2012-04-01 20:53 | 自己分析 | Trackback | Comments(4)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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