アスペルガー社会人のBlog

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資格取得の意味

自分は資格ゲッターと呼ばれる位に資格を持っているが、
資格は実務においてほとんど意味をなさない。
資格を持っているからといって抜擢されることもないし、
資格を持っているからといって昇進できることもない。
実務面で役立ったのは、
社内資格に応募した時に足切りにあわなかった位だ。

役立たずにも関わらず自分が資格にこだわりを持っているのは、
資格取得は精神的な達成感を与えてくれるからだと思う。
資格取得に向けて努力する過程は苦しいものがあるが、
苦しければ苦しいほど取得できたときの達成感も大きい。
その達成感が麻薬になっているのではないか、と考えている。

アスペルガーは他者から正のフィードバックを受ける機会が少なく、
達成感を味わいにくい。
そのようなアスペルガーにとって手っ取り早く達成感を味わえる、
それが資格取得なのだろう。
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by abcde354 | 2012-08-10 22:20 | ひとり言 | Trackback | Comments(10)

不公平な世の中をアスペルガーはどう生き抜くか

今、チームで英才教育を受けているメンバーがいる。
上司から目をかけられているメンバーで、
お客様から依頼された仕事は一切せずに
現行システムをひたすら覚えているのだ。

管理職になる人間はそうやって育てられていくのか、
と思わずにいられなかった。

何故ならば、
自分は業務中はお客様から依頼された仕事をこなしつつ
現行システムを業務時間外の時間を利用して覚えたからだ。

現行システム理解は中心メンバーになるために絶対に必要な作業。
ただ、多くのメンバーは業務時間中に現行システム理解を行う時間がなく、
そのため中心メンバーになれないでいるのだ。
しかし、そのメンバーは業務時間中に堂々と現行システム理解をしている。
業務時間中に現行システム理解が出来れば、
業務時間外は別の勉強にあてることが出来るのだ。

英才教育の現場を見て、世間の不公平を改めて感じずにはいられなかった。
そして、他者から目をかけてもらえることはほとんどない
アスペルガーの生き抜き方を考えずにいられなかった。
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by abcde354 | 2012-05-28 00:48 | ひとり言 | Trackback | Comments(7)

全て前の上司に教えて頂いたことだった

ビジネスメールの書き方研修に参加した。

研修内容のうち、メールの「型」はほぼ実践出来ていた。
何故実践出来ていたかというと、
「前の上司から教えて頂いたことだった」からだ。

・タイトル(件名)は命です
・結論を最初に書きなさい
・文章は短く区切りなさい(50文字以内が良い)
・自然改行にならないよう適宜改行いれなさい(35文字が改行の目安)
・主語を省かないようにしなさい
・箇条書きを有効活用しなさい

このような「型」が身につくまで
前の上司は繰り返し丁寧に書き方を教えてくださった。

前の上司には感謝してもしきれない。
本当に素晴らしい方と仕事出来たのだなと改めて思った。
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by abcde354 | 2012-05-25 01:47 | ひとり言 | Trackback | Comments(0)

定型って役職を気にするのですね

職場で、近くの席の他社の方の役職を知らないか、と聞かれて驚いた。
確かに自分はその方と一緒に仕事をしているが、
役職など今まで気にしたことなく、気にする必要性もなかったからだ。

自分は役職に対して無頓着なのだろうとは思う。
最近、部下が出した損失の責任を取って降格した方がいるが、
自分はその方のことを尊敬し続けており、降格後の今でも時々やり取りしている。
一方、社長という役職であっても尊敬できない方には会釈以上のことはしない。
お世辞を使おうなどとは思ったこともない。

権力の座から引退した途端に付き合いがなくなったという人の話を読んだことがあるが、
定型は役職で付き合うからそうなるのだろうなと思った。

自分はこれからも役職に対して無頓着でいたいと思うが、
一方で定型が役職を気にすることも
定型と付き合う上では意識しておいたほうが良いだろうと思った今日だった。
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by abcde354 | 2012-05-08 22:23 | ひとり言 | Trackback | Comments(4)

井戸を掘った人を忘れない

中国のことわざに
「水を飲むときには井戸を掘った人を忘れない」
というものがあると知った。

自分にとってリアルで井戸を掘ってくださった人というのは
前のプロジェクトでお世話になった皆様ということになるだろう。
特に前の上司には、どれだけお世話になったかわからない。

ただ、前のプロジェクトが終わって4年が経とうとしている。
4年間で、自分も周りも相当変化した。
最近行き詰まって前のプロジェクトのノートを読み返したのだが、
今の状況に役立つことはほとんど書かれていなかった。
もはや前の上司の教えを守るだけでは
次のステージへは進めないことを思い知らされた。

しかし、ノートが役立たなくなったからといって
自分は前のプロジェクトでお世話になった皆様のことを忘れてはならない。
そしていつか恩返しをするためにたゆまぬ努力を続けること、
それが今の自分にできる精一杯のことだ。

「水を飲むときには井戸を掘った人を忘れない」
心に刻んでおきたいことわざだと思った。
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by abcde354 | 2011-12-17 01:43 | ひとり言 | Trackback | Comments(2)

アスペルガーが克服可能な苦手と困難な苦手の判別

最近のコメントを拝見していて、
アスペルガーには克服可能な苦手と克服困難な苦手がありそうだ、と気づいた。
そして、その判別が大変重要ではないか、と思うに至った。

例えば、自分は英語が苦手だが、
これは克服可能な苦手に分類されると考えている。
というのは、自分はアスペルガーで英語が得意な方を何人も知っているからだ。
英語が得意な方が何人もいるということは
英語の得手不得手はアスペルガーに関係ないことを示しており、
努力の仕方さえ確立出来れば克服可能なのだと考えている。

一方で、定型の感覚を理解することは、克服困難な苦手に分類されそうだ。
感覚に関する定型の方のコメントには理解困難な部分がある一方、
アスペルガーの方のコメントには共感しやすいからだ。
定型感覚の理解については、抽象化、一般化を自分自身で行うことは困難で、
自分自身で出来ることは個別具体的な事象毎に感覚を暗記することなのだろう。

アスペルガーにとって克服可能な苦手と克服困難な苦手を判別することは
大変重要なことだと考える。
何故ならば克服困難な苦手に時間を割いても、克服出来ないからだ。
克服可能な苦手に時間を集中させ、出来ることを一つづつ増やしていきたい。
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by abcde354 | 2011-12-04 22:19 | ひとり言 | Trackback | Comments(4)

アスペルガーへのアプローチにコーチングは有効か

アスペルガーな子供へのアプローチにコーチングを使おう、
という話があるようだ。

自分はアスペルガー当事者としてその話に違和感を覚えた。
ちょうど最近コーチング研修を受けたが、
コーチングとは「相手の力を引き出すサポートをする技術」と理解した。
すなわち、相手に正答を考えさせる技術、ということだ。

アスペルガーに正答を考えさせる、考え込んでしまった。
アスペルガーは定型と違う感覚・答えを持っているからこそ
アスペルガーなのであり、
定型と同じ感覚を持っているのならば「定型」なのだと思う。
アスペルガーには定型の答えを暗記させるのが有効であり、
アスペルガーに考えさせてもアスペルガーな回答しか出てこないと思うからだ。

但し、アスペルガーにコーチング技術の一部は使えると考えている。
「5W1Hを使って質問をし、相手の状況を把握する」技術だ。
例えば「分かった?」と質問しても「分かった」「分からない」と返答があるだけだ。
一方「どこが分からなかった?」と聞けば「ここが分からなかった」と返ってくる。
「ここ」が分かることで、話を深掘りでき、相手の状況を把握出来る。
親が定型で子供がアスペルガーという場合、
子供の想定外の回答にびっくりするのではなかろうか。

アスペルガーへのコーチングの適用は限定的にして、
暗記させるところは徹底して暗記させて、
より良い親子関係を築いて頂けたら、と思っている。
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by abcde354 | 2011-11-05 15:02 | ひとり言 | Trackback | Comments(2)

アスペルガーは、「狭き門より、入れ。」を肝に銘じていきたい

職場の先輩の子供さんが小学校3年生だと伺ってドキッとした。
自分が小学校3年生の時のことを思い出したからだ。

自分は小学校3年生当時選択を迫られていた。
音楽の道に進むか、中学受験をするか。

自分は音楽よりも幅広い可能性を感じた中学受験を選択する。
そして中学受験では第一志望に合格するのだが、
その選択は聖書でいう「滅びにいたる大きな門」
に入ってしまっただけでは?と今では考えている。

何故なら自分はアスペルガーだったからだ。

アスペルガーゆえの社会性の欠如は
実業界よりは音楽の世界のほうがハンディとなりにくかっただろう。
アスペルガーゆえの聴覚優位な特性も音楽であれば生かせただろう。
自分は独り言が多くて薬で抑えている状況だが、
音楽をやっている時は不思議と独り言が出なかった。

そして、何より音楽では自分を自然に表現することが出来た。
今は訓練のお陰で言葉でも多少は自己表現出来るようになったが、
それでもまだ全然音楽に比べたら表現が拙い。
『降りていく生き方―「べてるの家」が歩む、もうひとつの道』
でも取り上げられていたが、
自己表現が出来ない状況は爆発を引き起こしてしまう。
音楽、特に合奏での対話は、爆発を防ぐ効果もあった気がする。

「狭き門より、入れ。
滅びにいたる門は大きく、その道は広い。
そして、そこから入っていくものが多い。
命にいたる門は狭く、その道は細い。
そして、それを見出すものは少ない」
(マタイによる福音書第七章)

アスペルガーは特にこの言葉を肝に銘じて
日々決断していく必要があるのだろうと思っている。
そして、今からでも見出すことのできる命にいたる狭き門を
自分は日々探し続けている。
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by abcde354 | 2011-07-19 01:41 | ひとり言 | Trackback | Comments(11)

アスペルガーっぽい先輩は、要領が悪いのか、部下思いなのか

アスペルガーっぽい先輩がリーダーをやっているチームに用事があり、
業後かなり遅い時間にそのチームの執務室へお邪魔した。

その際、執務室に3人残っているとのことだったので
コンビニで4種類のゼリーを買って持っていった。
差し入れのつもりだった。

執務室には聞いていたとおり、
チームリーダーである先輩とチームメンバー2人が残っていた。
そこで先輩のところにゼリーを持っていってどうぞと申しあげると、
「お菓子だったら遠慮なく食べてしまうよ!
(中身を見て・・・)まず向こう(=メンバー)に選んでもらって。
自分は余りでいいから。」
と先輩は言った。

自分は、アスペルガーっぽい先輩の言葉に違和感を感じた。
定型な今の上司であれば、まず自分が最初に選んでしまうからだ。
アスペルガーっぽい先輩は要領が悪いのか、部下思いなのか、
自分には判断がつかなかった。


ちなみに、先輩もメンバーも遠慮なく食べてくれた。
お節介をしているか?と半分冷や冷やしていたので、本当に嬉しかった。
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by abcde354 | 2011-07-09 23:00 | ひとり言 | Trackback | Comments(6)

降格人事

人事発令をみて驚いた。
精神に問題を抱えた人が軒並み降格していたのだ。

たまたま降格者の一人の元上司と知り合いだったので
降格理由の探りを入れてみた。
「鬱で休みがちだったのが問題視されたのではないか、
鬱で同じ給与を貰っていたら、周りが納得しないでしょ」
とその知り合いは言った。

自分は二次障害で鬱の薬も服薬しているが、
絶対に鬱のことは言えないと思った。
更に、アスペルガーな自分にとって
「鬱=降格」というメッセージを発している
企業に在籍していること自体を
考えなければいけないのかもしれない、と感じている。
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by abcde354 | 2011-04-06 00:36 | ひとり言 | Trackback | Comments(18)


成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。
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