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アスペルガー症候群の「3つ組の障害」について補足

前回の記事で、アスペルガー症候群の「3つ組の障害」は、
1.社会性の障害
2.コミュニケーションの障害
3.想像力の障害

と書いた。
それに対して、3は想像力の障害というよりも
常同行動及び特異な興味への没頭集中ではないか、との御指摘を頂いた。

ご指摘の通り、確かに「常同行動及び特異な興味への没頭集中」とも言われているようだ。
自分が調べた範囲では、
「想像力の障害」は最近の呼び方で、
以前は「こだわり」や「常同行動」と呼ばれていたようだ。
http://www.nara-c.ed.jp/syokyo/as/pdf/3tuguminosyougai.pdf

手近にあった本をみても、
『あなたがあなたであるために』では「想像力の障害」、
『アスペルガー症候群・自閉症のあなたへ』では「いつも同じ遊びを好むこと」と書かれていた。

そして、想像力の障害と呼ばれるようになったのは、
こだわりや常同行動が想像力の欠如によるものだから、とのことだ。
http://www.autism.jp/asp/

「3つ組の障害」という主症状ですら、呼び名が変化している。
アスペルガー症候群が新しい障害であることを考えると、
また新しい研究成果が出てくることだろう。


以上、3つ組の障害について補足致します。
御指摘どうも有難うございました。
Commented by riemit at 2007-04-25 21:42
とうふさん、調べて下さってありがとうございました。
私も「3.想像力の障害」という文も読んだことがあったので、違うけど何故かなと疑問に思っていたのでした。
Commented by abcde354 at 2007-04-25 22:03
いえ、こちらこそコメント有難うございました。様々な書かれ方をされていることを初めて知ることが出来、大変有意義でした。
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by abcde354 | 2007-04-25 21:35 | 症状 | Comments(2)

成人アスペルガー症候群当事者とうふ(2006年確定診断済)が綴る、アスペルガー的社会人生活。


by abcde354